5月末に実施された
「全国統一中学生テスト（中1生部門）」を、
第二子が初めて受験しました。
正直なところ、公立中学生にとっては
とても難しいテストだと思います。
わが家は塾に通わず高校受験に挑戦する方針
そのため、年に数回の模試を受けることは、
学力を把握するうえで、
欠かせないものだと考えています。
テスト結果や
夏休みの計画についてもお話ししますね。
全国統一中学生テスト
この模試は東進が主催しているもので、
無料で英語・数学・国語の三教科を
マークシート方式で受けることができます。
対象は全国の中学生ということで、
難易度も比較的高く、
公立中学校の定期テストよりも
格段に難しい内容となっています。
英語
リスニングは定期テストよりも速度が速く、
普段から英検などで鍛えていないと
聞き取るのが難しい内容。
文法も公立中学校では未習の内容が多く、
長文も計算が絡むなど、
思考力が問われる問題が出題されます。
数学
特に難関問題は
中学受験経験のない公立中学生にとっては
難易度が高め!!
計算は正確さもスピードも求められます！
⇩これをやっていなかったら
数学、全く戦えなかったと思います⇩
⇩当時の取り組みの様子はコチラ⇩
⇧上記ブログでも書いたように
第二子は、中学受験算数のような
難しい算数はあまり経験してきませんでしたが
計算は紙とタブレットの両方で鍛えたので
早く正確にできるようになりました
⇩紙教材はこれを毎日⇩
⇧小学校でやる内容よりはとても難しく
答えだけ書かれていて解説がないので
計算が得意な子の
日頃のトレーニングにおすすめです
算数が得意ではない子なら
一つ下の学年から始めることをお勧めします
⇩タブレットはコチラを契約していました⇩
国語
読解力が求められる内容。
おまけに文章がめちゃくちゃ長いです
速く読む力も求められます！
思考を整理して文章を読む力が重要です。
成績について
本人とどこまで書くか話し合い、
「ざっくりとした偏差値のみ」
の記録とします。
得点は全教科で平均点を上回り、
3教科すべてで偏差値50以上をキープ。
教科ごとの偏差値順は
【三教科＞ 国語 ＞ 数学 ＞ 英語】でした。
基礎問が取れているか
私が成績表を見るうえで重視しているのは、
「基礎問題」と「標準問題」での得点率です。
難関問題は難しいので一旦置いておき、
基本の部分がどれだけ身についているか
が重要だと考えています。
この模試の成績表はとても分かりやすく、
各教科の詳細ページで分野ごとの得点状況が
◎・〇・△で表示され、
正答率の高い問題で間違えた箇所も色分けされ、
見直しがしやすい仕様になっています。
フィードバックが何よりも大事
現在は学校の定期テストが目前なので、
模試の振り返りは後回しになっていますが、
定期テストが終わり次第、
模試の解説授業（映像）に取り組む予定です。
問題用紙の間違えた問題に印をつけてあるので、
そこを中心に見ていきます。
また、模試の成績表を分析して、
わが子がどこにつまずいているのか、
どのような問題で間違えやすいのか
を把握することは、大切だと感じています。
弱点がわかれば、それに応じた「戦い方」を
考えることができますよね。
模試は、そうした気づきのきっかけになってくれる
貴重な機会だと思います。
塾に通わず家庭学習をしているお子さんこそ、
もし本人が嫌でなければ、
何らかの形で模試を受けて
自分の学力を測る機会を持つと良いと思います。
教科別の振り返りと対策
国語：基礎・標準問題はよくできていたので、
今後も「毎日1題の読解問題」を継続。
現在は別のテキストを使用していますが
少し前まではこのドリルで
毎日一読解に慣れる練習をしてきました
⇩できた！中１国語読解⇩
くもん出版から出ていて
とても基礎的な内容のドリルですが
国語に苦手意識があった
第一子を救ってくれたシリーズで
国語が苦手なお子さんの保護者さんから
ご相談を受けた時にはいつも
このドリルから始めてみませんか？
とオススメしています( *´艸｀)
⇩国語の苦手克服の話はコチラ⇩
数学：標準・基礎問題でも
もう少し取れたはずの部分があったため、
「直しノート」を作成し、繰り返し克服！
する予定です( *´艸｀)
英語：普段の家庭学習では
学年の英語のテキストと
単語は英語の友アプリを使って毎日勉強しています
模試の結果ではリスニングが弱点として顕著に。
小学4年で英検5級を取って以来、
英検対策をしていなかったため、
早い英文が聞き取れない!!
英検を受けるかどうかはさておき、
(面接が嫌だというのでたぶん受けない)
リスニング力強化には英検の問題が
非常に有効だと思います。
私も中3の子どもと一緒に英検2級に挑戦する中で、
スキマ時間にイヤホンでリスニング音声を聞きました。
すると少しずつですが、
何を言っているのか聞き取れるようになってきたんです。
「毎日、英語の音声を耳に入れることは大事なんだな」
と実感しました。
英語を「かけ流す」だけでも
十分効果はあると思うのですが、
イヤホンで聞く方法は、
より集中的に音が耳に入ってくるので、
今回とても良い方法だと感じました。
この習慣を子どもの日々のルーティンに
うまく取り入れることができれば、
英語を聞き取る力が伸びるのではないかと、
実はひそかに期待しています。
夏休みは、
今の学年の英語力をしっかりと固めると同時に、
英検の勉強を通して先取り学習も含めた
総合的な英語力の底上げを目指していきます。
特に文法や熟語については、
まだ知らないことが多いため、
無理のない範囲で少しずつ
学習していけたらと考えています。
塾に通わないなら模試を受けよう
ウチの第二子は、
模試や検定を趣味にしていた第一子とは違い、
知らない人たちの中で受けるテストが
あまり得意ではありませんでした。
小学校4年生のときに、第一子と一緒に
英検5級、算数検定7級、漢字検定5級
を取得しましたが、
それ以降はあまり気が進まなくなったようで、
テスト関係は長い間お休みしていました。
この春から中学生になるにあたって、
今後の勉強の進め方について話し合ったところ、
第二子も「塾には行かず、家で勉強したい」
と言いました。
小学校の頃とは違い、中学校では
テストの点数がそのまま成績に反映され、
それが高校受験に関わる
内申点の評価につながってきます。
そこで、
「家で勉強するのであれば、模試を受けて
学力がどの程度ついているかを
確認する必要があるよ」
と話し合い、年に2回行われる
「全統中」だけは受けることに決めました。
正直なところ、
それまで模試を受けてこなかったこともあり、
「難しい模試で自信をなくしてしまわないか」
という不安もありましたが、
全国の中での自分の現在地を知ることは、
これから勉強計画を立てていく上での
大切なスタートになると思います。
今回、思い切って挑戦してくれて
本当によかったと思っています。
塾なしでもここまで取れた！
成績返却時の面談では、
「塾にも通ってなくて初めての模試で、
これだけ取れていれば十分。
今後模試の経験を重ねれば、
さらに成績も伸びていくはずですよ」
と前向きなコメントもいただき、
本人に伝えると自信につながったようです。
また、このテストについては
「地元の塾生にとっても難しいため、
自塾の模試は受けても、
全国統一中学生テストは受けるのを
嫌がる子も多いんですよ」
という話も聞きました。
高校受験というよりも、
むしろ大学受験を見据えた模試
というイメージがあるようで、
それも無理はないかもしれません。
しかし、学校の定期テストとは違って、
こうした範囲の広い難しい模試を受けることで、
「自分はこの部分が弱いんだ」と弱点を知り、
それに対して対策をしていく経験は、
大きな力になると感じています。
中一夏休みに向けて
夏休みの重点項目は⇩こんな感じで⇩
- 英語リスニング対策（英検問題の活用）
- 数学の標準・基礎問題の解き直し
- 国語の読解力維持（毎日1題）
模試の振り返りをしっかり行い、
夏休みは英数中心に先取り・復習を
バランスよく進めていきたいと思っています。
漢検準二級に挑戦の夏
来週には漢検3級を受験する予定です。
夏休みには準2級に挑戦しようと、
すでに教材の準備も始めています。
勉強をスタートさせるのがゆっくりだったので
上の子のように中１の2級合格は難しいですが
本人も「中学生のうちに2級を取りたい」
と目標を話してくれているので
応援して行きたいと思います。
まずは、この夏から準2級の学習を本格的に始めて、
秋の受験を目指して
計画的に取り組んでいきたいと思います。
漢検の勉強については
また記事を執筆したいと思っています
上の子の漢検勉強に関わる中で
一番いいなと思った
⇩この問題集から始める予定です⇩
とても薄いドリルなので忙しい中学生でも
すぐに一冊やり終えることができます！
一回やって終わりではなく
ここで間違えた問題を直しノートに書き写し
何度も周回してから過去問に取り組みましょう！
⇩最短合格を目指す！【漢検】勉強法⇩
英語と数学の先取りについては迷いあり
漢字は本人の目標が明確なので
迷うことがないのですが
英語と数学は、
今のうちに先取りしておかないと、
この先しんどくなるのは明らかです。
ただ、正直なところ、そのやり方については
まだ迷っているのが現状です。
英語も数学も、できるだけ
バランスよく進めていければ理想ですが、
具体的にどう進めるか──
たとえば、動画授業を活用するのか、
私が解説しながら教えるのか、
それとも数検や英検の教材を使って
基礎内容を中心に取り組むのか──
まだ方向が定まっていません。
どの方法が、本人にとって
楽しく・前向きに取り組めるのか、
期末テストが終わったあとに
ゆっくり話し合って決めようと思っています。
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