塾に通わず自宅で学習している中2の我が子は
家庭学習を始めた小6から
全国統一小学生テストを受け始め、
今回は中2部門で全国統一中学生テストに挑戦。
成績表が返却されたので振り返ります。
低迷していた数学の成績が偏差値70を超え、
挽回することができた要因と、
それまでの勉強の取り組みについて振り返ります。
中2部門10月の成績表
まず、今回の偏差値は以下の通りでした。
英語:57.1
数学:70.1
国語:62.8
3教科偏差値:65.7
⇩あまりアテにはできない?高校ランク⇩
偏差値は「生き物」と言われるように、
その時のコンディションにも左右されるので
あくまで参考程度としていますが、
自分の位置や進歩を確認すると同時に
基礎問題、標準問題、難関問題
それぞれでの得点率には注目しています。
⇩今までの結果は全統中カテゴリーに記録しています⇩
中1・5月もテストを受験しているのですが
私のミスで生年月日を入力し間違えたので
ここのデータには計上されていません。
⇩中1・5月はこちらで記録をしています⇩
塾なし中2の全国での位置
ちなみに聞いた話によると全国の中学2年生で
勉強ガチ勢の子たちは中2部門ではなく
受験学年(全学年)部門を受験しているみたいなので
中2部門で上位に位置していたとしても
大学受験の時にその位置に居られるわけではないので
数字そのままに受け取らないようにしています。
⇩あまりアテにはできない?大学ランク⇩
すごいですよね優秀な子たちは
常に飛び級で模試を受けちゃうんですから。
英語の成績
今回の英語は、
140/200点、偏差値57.1でした。
問題のレベル別に言うと
基礎55/60点
標準58/80点
難関27/60点でした。
基礎はとれていますが
標準問題でもう少し点数を稼ぎたいところでした。
とにかく時間が足りない!!
というのが我が子の感想でした。
⇩英語の時間配分はこのような感じでした⇩
英語は、小学生から先取りしている子が強いと感じます。
我が家は、英語の勉強(英検勉強)などの始め方が
よく分からず戸惑っているうちに
かなり出遅れてしまったので、
高校受験組の上位層の中学生たちが
英検2級を取り終わっている頃に
やっと英検準二級に合格できるかな?という感じですし
⇩ギリギリ通った準2級の話(現在面接待ち)⇩
早くに英検2級を取り終わっている中2勢が
高校受験の英語にシフトしている頃だろうなあと
焦る気持ちもありますが
まずは我が家も英検2級を目指しながら
該当学年の英語に積み残しがないように
やっていかなきゃいけないなと
課題が山積みで悩んでいるところです”(-“”-)”
今回の成績表によると時期的に
英検の勉強をしていたおかげで?
文法や語法はある程度取れていましたが、
まだ三単現のsや時制など基本的なミスが見られます。
まだまだ長時間勉強ができない我が子なので
間違えたところを一回一回確認して吸収して
次、同じ間違いをしないように
気をつけてほしいのですが・・・
国語の成績
今回、国語の成績は
145/200点、偏差値62.8でした。
問題のレベル別に言うと
基礎45/60点
標準55/80点
難関45/60点でした。
前回からは少し下がりました。
特に基礎問題での満点を逃したのが悔やまれます。
標準もう少し点数が欲しいところでしたが
本人曰く、やはり国語も
全く時間が足りなかった!!といっていました。
⇩国語の時間配分はこのようになっていました⇩
⇧注目!53ページあるのですよ(@_@;)
これに挑戦する中学生たちホント偉い~!!
小6・中1の頃は、国語の苦手意識が強かったですが、
中2からは毎日基礎的な読解ドリルを継続することで
成績が安定してきました。
国語の偏差値が高止まりするようになった理由は
⇩こちらの記事で書きました⇩
国語に苦手意識のある我が子には
塾用テキストは難しくて解ききれなかったので
封印して、市販テキストに切り替えました。
⇩わが子が毎日読解に使用しているドリル⇩
⇩文法も同じシリーズです⇩
成績表によると漢字・語彙・文法・文学史の分野が
とてもよくできていると評価されていました
これは上で紹介した文法テキストの力と
中1の時に取得した漢字検定2級の勉強で
漢字検定の問題に出てくる文章を丸ごと覚えることにより
たくさんの言葉に触れ、漢字や熟語だけでなく
語彙力が底上げされた感覚があります。
⇩漢検2級を取得するまでの苦労話はコチラ⇩
そして、模試の国語の文章量って
とんでもなく多いですよね”(-“”-)”
時間内に読んでしっかり解き切るには、
我が子もまだまだスピードを上げる必要がありますが
小1から8年間ずっと、小学生新聞から始まり
現在では中高生新聞と朝日新聞に目を通しています
読解力を上げる即効性を期待することは難しいかも
というのが正直な感想ですが
絶対的に読む速さは上がると感じています。
忙しい中学生。我が子を見ていても
読書する時間を捻出するのは難しいと思うのですが
新聞読みが完全にルーティン化されてしまえば
読書をしていなくても
一日に読む文章量はかなり多いです。
受験年度だけ新聞を読むのでは
到底、間に合わないかもしれませんが
継続によって身につくんじゃないかと思います
常に目に着く場所に新聞が置かれているというのは
すごくオススメです( *´艸`)
⇩いきなり大人の新聞じゃなくてOK⇩
中高生の「知りたい!」に応える情報を
「週刊(毎週日曜日)」、1部20~24ページ、月ぎめ1200円
「毎日」発行、1部8ページ、月ぎめ2100円
⇩新聞についてはこれまでも書いてきました⇩
数学の成績
今回、数学の成績は
156/200点、偏差値70.1でした。
問題のレベル別に言うと
基礎60/60点
標準80/80点
難関16/60点でした
数学は得意だと自分で言っている我が子ですが
模試では、ちょっとしたミスが仇となり
得意なはずの数学が足を引っ張る結果になることも
これまで多かったです。
難しい問題は禁止!中1の計算ドリルからやり直し!
そんな状況が続くのは非常に勿体ないと思い
今回は少しやり方を変えてみたのです。
簡単にいえば、子どもにこう伝えました。
難関問題を取りにいかなくていい
基本・標準を確実に!
難関取りたいよやっぱり
全統中までは、難しい問題は禁止!
あえて中1の計算ドリルをやろう!
え・・・バカにしてます?
まぁ騙されたと思ってやってみな!
難しい問題を追うよりも
ケアレスミスを追い出すのが先!
今回の数学全国偏差値70.1は、
基礎・標準問題でミスなく満点を取れたことが
大きな要因でした。
我が子はケアレスミスが非常に多いタイプで、
模試や数検、定期テストでも惜しいミス連発で
満点を逃すことが続いています。
そこでこの期間(現在も)は
毎日中1の計算ドリルで
「ミスを防ぐ」トレーニングを重ねました。
⇩使用しているのはコチラ⇩
難関問題の得点は16点と、
前回(5月)の全統中の数学が39度の熱の高熱の中
難関問題で30点とれていたことを思うと
難しい問題の経験不足や時間配分など
まだまだ課題が残るものの、
基礎と標準をしっかりと取れることが
確実に成績(偏差値)向上に繋がることを実感しました。
⇩数学の時間配分はこのようになっていました⇩
基礎問題はすべて6点問題だから
子どもによると、
基礎問題はレベル的には簡単ですが
制限時間が非常に短く
見直しする余裕がないため、
ミスなく解ききる必要があるとのことです。
実際、基礎問題はすべて1問6点の配点で、
点数を効率よく稼ぐには最も重要です。
標準問題では配点が3~6点
難関問題では2~8点とばらつきがありますが、
確実に得点するためにはまず基礎問題を
全問正解することが何よりも大切だと感じました。
全統中の自己採点、解き直し、レベル感
⇧成績表にはこの問題は取れただろ!というアドバイスあり⇧
全国統一中学生テストでは、
基礎・標準・難関の3レベルに分かれた問題があり
各レベルごとに制限時間が設定されていて
時間に余裕がないようです。
今回も我が子は、解答を問題用紙にマークしておらず
自己採点をすることができませんでした。
サイトでは自己採点システムが整っているため、
マークをきちんと記入して帰ってくる子であれば
簡単に結果を確認できるのですが、
我が子はまだそこまでの余裕がないようです。
解き直し、解説授業
テスト後は忘れないうちに解説動画を活用しています。
全国統一中学生テスト受験者向けに
パスワードを入れるとアクセスできるもので、
担当講師による丁寧な解説が見られます。
全教科見るとなるとかなり時間がかかるので
子どもと3日に分けて各教科ごとに確認しました。
定期テストとは異なり、
全国模試では理解が及ばない問題も多く、
全国のレベルの高さを知る良い機会になっています。
学校で成績が良くても全国にはまだまだ
自分より強ぇやつが多いことに気づき、
子どもも「自分なんてまだまだだなあ・・・」
と再確認できました。
来年からは真ん中の子どもも中学生になるため
兄弟で参加して切磋琢磨してほしいと考えています。
基礎・標準・難関問題のレベル感
全国統一中学生テストは各教科で
基礎・標準・難関問題の3つに分かれていて
それぞれに制限時間が決められています。
それぞれの問題を決められた時間の中で解いて
時間が余っても基礎や標準に戻ることはできません。
その3つのレベルがどのようになっているのか
東進のサイトにはこう書かれています。
基礎は、教科書の例題~章末問題
標準は、公立高校の入試問題レベル
難関は、大学入学共通テストも意識した内容で
思考力を問う問題ということです。
難関問題が難しいワケですね( *´艸`)
塾の模試でも最後の方に応用問題がありますが
全国統一中学生テストの(特に数学)難関の問題は
普通の大人では解けません!
マジでガチで難しいです(←バカっぽい語彙w)
全統中前の家庭学習ルーティン
2学期の中間テストが終わるまでは
学校の勉強中心に家庭学習を勧め
中間テストが終わると
⇩480点だった中間テストの話⇩
英検準2級の一次試験が10月6日にあったため、
その直前までは英検の勉強を中心に進め、
⇩英検の勉強の話⇩
英検の一次試験が終わってから
全国統一中学生テストまでの約20日間、
3教科の勉強に集中しました。
国語の使用教材
「くもん中学2年読解ドリル」と
「中学国語 文法ドリル」を継続。
英語の使用教材
「新中学問題集(標準編)」を進め、
基礎の復習を中心に取り組みました。
網羅系のテキストがこれしかなかったので
これを使用していますが特にこだわりはありません
ただ、めちゃくちゃ難しいテキストは
子どもが嫌がるので選ばないように
テキストのレベル感には気をつけています。
数学の使用教材
中2の範囲を一通り学びつつ、
中1の基礎計算ドリルで
ケアレスミスを減らす練習を行いました。
⇩使用中の計算ドリル(中1)⇩
今回このテキストを取り入れていなければ
いつものようにケアレスミスが発生し
今回の成績は取れなかったと思います。
基礎問題絶対大事!!(←全部漢字だw)
この計算ドリルが終わったら
中2,中3と継続して行きたいと思います。
今後の課題と展望
今後も、中2の学習内容を盤石にし、
基礎問題や標準問題でミスが出ないよう、
引き続き丁寧に取り組んでいきたいです。
勉強は楽しいだけではなく、面倒な面もありますが
子どもが目標を見つけつつ
楽しみながら学び続けられるよう、
私も一緒にサポートしていきたいと思っています。
勉強量が多くなりすぎないよう、
健康面や疲れ具合にも気を配りながら、
子どもの趣味や推し活も応援していきたいです。
一度しかない中学校生活をが勉強だけで終わらず
時間をうまく使いながら
充実した毎日を過ごしてほしいと願っています。
今後も塾なし中学生の勉強ルーティンについて
記事を更新していきますので、
引き続き読んでいただけたら嬉しいです。
今日もありがとうございました。
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