中3生は夏休み明けすぐに
実力テストがある学校が多いようですね
InstagramのDMでも「うちの学校もです!」
という声をたくさんいただきます。
わが子も実力テストが返却されましたので、
その結果と、そこからの気づきについてまとめます。
後半では、よくいただくご質問にもお答えしています
最後まで読んでいただけると嬉しいです。
実力テストの結果
ウチの学校の実力テストは
学校作成ではなく業者の問題です。
難易度は各学校で採用しているテストごとに
違うと思いますので、
あくまで参考程度にご覧ください。
ざっくりとした結果はこんな感じです
数学>85点
英語 100点
国語>85点
理科>80点
社会>95点
5教科合計>450点
80点台が並び焦る
返却が80点台の数・国・理の順だったため、
子どもは「今回は430点に届かないかも…」
と落ち込んでいました。
子どもの行きたい学校(公立トップ校)に行くには
実力テストで430点以上をキープするように!
と学校の先生から言われています
後から返ってきた英・社が良かったおかげで
なんとか450点を超えることができました。
各教科の課題点
ただ、理科は既習範囲にもかかわらず
分からない問題が多く、
本人は焦りを感じていました。
また数学では基礎計算でのミスが目立ち、
大きな反省点となりました。
逆に英語は今回は満点!
日々の直しノートで
自分がどれだけ三単現のs忘れや
時制の間違いをしているかを把握し、
繰り返し反復する中で、
少しずつですが確実に身についてきたと感じます。
国語も毎日1読解や過去問演習を
積み重ねた成果が少しずつ出始めています。
平均点はまだ発表されていない教科もありますが
だいたい40点台後半〜50点程度とのこと。
全体的にはよく頑張った結果だと思います。
⇩前回の実力テスト結果はこちら⇩
⇩直しノートについて⇩
ノートを作るだけでは一点も上がりません!
どう活用するか、何回反復するかです!
⇩高校入試の過去問演習について⇩
点数につながった習慣
今回の結果を振り返って思うのは
「日々の積み重ねの大切さ」です。
- 直しノートの徹底:間違いを全部集めて、しつこく反復。
- 定期テストで全力:特に理社は定期テスト前に集中して暗記とアウトプットを繰り返す。
- 夏休み前1か月の工夫:授業が軽くなる6〜7月に夏期講習テキストを五教科分回した。
実力テストや模試を受けるたびに感じるのは、
特に理科・社会において
「定期テストを毎回100点取るつもりで真剣に取り組んできたこと」が、今になって大きく効いているということです。
実力テストは定期テストよりも点数が取りにくく
平均点が40点台になることもあります。
ですが、定期テストで100点を本気で狙って
学習してきたおかげで、実力テストでも
100点を目指せる力がつきました。
これを読んでくださっている
中学1、2年生その保護者様には、ぜひ
「定期テストで基礎を徹底して固めることの大切さ」
をお伝えしたいです。
基礎がそこそこ固まっているからこそ、
夏休みからは過去問演習に
スムーズに進むことができました。
勉強の成果はすぐには出ません。
今回の点数を見て子どもは
『夏休み頑張った成果が出た』と言いましたが
違うと思います(笑)
そんなに早く結果に現れませんよね?
おそらくですが夏休み明けすぐのテスト結果は
その2~ 3カ月前にどのように過ごしていたかが
反映されているんじゃないかなと思います
夏休みに頑張った子の成果は
秋以降に出てくると思うので
これからが本当の勝負ですね。
夏期講習を頑張った塾に通う子や
部活を引退して勉強をがんばり始めた
元運動部の子達に追いつかれないか
ドキドキです( *´艸`)
ご質問への回答
お知りおきいただきたいのは、
私は教育者でも塾の先生でもなく、
どこにでもいる普通の母親であるということです。
そのため、私がお答えする内容が
必ずしも正しいとは限りませんし、
ご質問者様を満足させられる返答に
ならない場合もあります。
あくまで、私が答えられる範囲での
考えや感じたことをお伝えしている
という点をご理解くださいね( *´艸`)
Q1. 学習時間はどれくらい?

これは本当に多い質問で、なぜか皆さん、
他のお子さんの勉強時間が気になるようです。
もちろん時間だけでなく内容が重要ですが、
それでもやっぱり気になりますよね!
学年+1時間とよく言われますが、
ここではわが家の場合をご紹介します。
- 中3受験生:平日1時間、休日6時間~
- 中1の子:平日1時間、休日2〜3時間
- 小1の子:平日学校の宿題のみ、休日30分~
このように正直にお答えすると、
子どもさんが塾に通っている
保護者様方はとても驚かれます。
“そんなにちょっとで大丈夫なの?”という感じですよね。
学習計画(学習内容)へご質問も多いため、
ブログやInstagramでウチの
学習計画ノートの写真を載せることがあります。
⇩こんな風に⇩

その写真をご覧になった保護者の方からは
『先取りや検定勉強もしているのに、
これだけというのは少なすぎませんか?』
と驚かれることもあります。
正直に言うと、
私は子どもを塾に通わせていないので、
他の子たちがどれくらい勉強しているのか
よく分かりません。
塾の授業時間だけでも、きっと
我が家の何倍も勉強しているのだと思うと、
不安になることもあります。
勉強時間が少なくたって大丈夫!
なんて思ってはおりません( *´艸`)
しかし、この時間が現状、
わが子たちが集中して、
かつ機嫌よく勉強できる限界の時間です。
長時間勉強できるに越したことはありませんが、
短い時間で最高効率を目指すために、
わが家では直しノートを活用して
学習密度を高めています。
勉強以上に、まずは睡眠を優先し、
体と心が整ってこそ学習効果が出ると信じています。
Q2. 算数(数学)が苦手です。どうしたらいい?
質問者のお子様は
国語が得意(偏差値60以上)ですが、
算数が苦手(偏差値30台)で
全体の偏差値が低く出るとのことでした。
算数は積み上げが大切なので、
まずはつまずきの原因を
細かく分析することが重要ですね。
中学受験の漫画(ドラマ)『2月の勝者』で
印象に残ったのは、黒木先生が
成績が伸び悩む子たちの模試を半分にビリッと破いて
テスト前半だけをとかせた場面です!
テスト前半の基礎問題の配点は大きいため、
前半を完璧にできれば偏差値50程度は取れる。
うちの子も全統中で経験したのですが、
全統中(東進の全国統一中学生テスト)の数学では
基礎・標準・難関問題に分かれています。
うちの子は基礎と標準は満点でしたが、
難関問題はあまり解けませんでした。
⇩それでも偏差値は70を超えました⇩
このことから、まずは基礎を完璧にすることが
どれだけ大事かを知ったんです。
大問1の基礎計算でミスをして、
大問6の応用問題は手がつかない
とのことだったので
まんべんなく勉強しようと焦らずに
まずは基礎計算を完璧に!
取れる問題を確実に取っていければ
模試の結果に反映されそうですね( *´艸`)
塾に通われているとのことなので、
小学校での学習のつまずきは
ないのかもしれません。
しかし、もし小学校のカラーテストで
100点以外(たとえば80点など)を取った場合
その単元には積み残しがあります。
小学校のカラーテストは平均点が高く、
100点を取らせるために作られていますので、
9割程度の点数でも安心はできません。
中学の定期テストでは小学校時代のように
簡単には高得点は取れません。
過去のカラーテストで
100点以外を取った単元があれば、
そこを重点的に復習することが重要です。
必要であれば学年を戻ってやり直すことも有効。
小学生であればまだ十分に取り戻せます。
実際、去年の夏休みには
当時小3の姪っ子を毎日預かり、
小1の計算ドリルから全てやり直しました。
⇩学習支援パート22まであります⇩
塾のテキストが難しすぎる場合は、
塾の先生に相談してみるのもいいかもしれません
わが子たちは市販のドリル
(マスター1095題や山本塾)などで計算力を鍛え、
基礎を確実にすることで
応用問題にも対応できる力をつけました。
小1末っ子は休日に百ます計算に取り組んでいます。
私は即効性のある
専門的なアドバイスはできませんが、
小学生の親としての経験をもとに
お伝えさせていただきました。
⇩計算力強化におススメのドリル⇩

⇧高学年はこっちに挑戦( *´艸`)
Q3. タンパク質を取っても子どもの機嫌が改善しません。
『最近タンパク質をすごく食べているのに、
口が悪かったり、ストレスが
たまっているような顏に見える』
というご相談をいただきました。
おそらくタンパク質の重要性をお話しした
⇩こちらの記事⇩を読んでいただいたのかと思います
まず、タンパク質を食べているというのは、
食事からということでしょうか。
例えばお肉を食べても、
お肉の重量=タンパク質量ではありません。
食品だけで十分なタンパク質量を確保するのは、
かなり多く食べる子でないと難しい場合があります。
また、「最近」とは
どのくらいの期間かによっても効果は変わります。
体の細胞が入れ替わるには数ヶ月かかるため、
(食事改善の効果は毎日初めてやっと3か月後ぐらいから現れるのではないでしょうか)
少し長い目で様子を見てみてください( *´艸`)
我が家では、食事の補助として
毎朝プロテインを親子で飲んでます。
しかし、口に入れるものですので、
私の言うことを鵜呑みにせず、(責任取れません)
保護者の方がご自身やお子様の体調を見ながら
判断して食べさせたり飲ませたりしてください。
タンパク質(プロテイン)は、
機嫌を良くしたり頭をよくする
魔法の薬ではありません。
合う人、合わない人もおられるかもしれません
楽しみながら食事に取り入れ、
「これで体調も機嫌も良くなり、
学力もアップすればラッキー」と
面白がって取り組むくらいが良いでしょう
それ以上に大切なのは
十分な睡眠 と 親の穏やかさ。
子どもは親の気持ちを敏感に感じ取ります。
例えば、親が常に忙しそうで機嫌が悪い場合
子どもの機嫌が悪くなるのは自然なことです。
逆に、親がいつでも穏やかで楽しそうなら、
子どもも自然と機嫌が良くなるように思います。
まずは、保護者の方自身がプロテインを飲んで
体力を保ち、機嫌よく過ごすといいかもしれません。
そして、睡眠も重要です。
我が家では中学生は20時消灯・21時就寝
で約9時間の睡眠を確保しています。
小学生の場合は10時間ほど寝るのが理想です。
しかし、現在の日本では
塾通いや習い事で忙しい子も多く、
十分な睡眠を確保するのは
現実的に難しい場合もありますね。
睡眠時間が不足していると、
疲れやストレスが顔や態度に出るのも
無理はありません。
親ができることは、
学習スペースを整えたり
十分な睡眠時間の確保、
十分な栄養(タンパク質)の摂取、
そして親自身が穏やかで
機嫌よく過ごすことかもしれません。
わが家では就寝前、暗い寝室に
アロマのルームスプレーでいい香りにして
子ども三人のリンパを流して回ったり
みんなで筋トレやストレッチをしています
⇩コレいい香りです♡⇩

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今日のブログで言いたかったことは・・・
- 実力テスト対策は「直前」ではなく 日々の積み重ね。
- 直しノート・基礎の徹底・生活リズム が結果を支える。
です。
現在中3受験生がおり
中学生2人分の学習サポートに時間がかかり
当ブログの更新がゆっくりになっています。
ブログにいただくご質問のお返事に
かなりお時間をいただいております
お急ぎの質問はInstagramのDMでいただけると
毎日チェックしておりますので
個別でお答えさせていただきます
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
⇩ウチの中学生たちが愛読中です⇩
⇩小学生の時にやってました⇩
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