勉強が苦手で通級に通う
小3姪っ子の勉強を見ています。
この記事では、学習サポート12回目の様子を書きます。
3年既習単元の【時刻と時間】の復習をましたが
思わぬ苦戦に涙も…。
一方、筆算はほぼ完成と言っていいのでは?
彼女の成長に改めて感動した一日でもありました。
3年生の【時刻と時間】が難しい
この日は、3年1学期の既習単元の
【時刻と時間】に取り組むことにしました。
しかし、姪っ子にとってハードルが高い内容でした。
2年範囲の【時計と時刻】
⇩2年の【時刻と時間】を学んだ際⇩
苦手意識を持っている様子が見受けられました。
例えば、時計を見て時刻を言う練習でも、
自力ではとても答えることができず
「まずは時間の短い針を見ようね」
短い針が5と6の間にある場合、
「5は過ぎてるけど、6までいってないから何時?」
「長い針は5の段だったね」
などの声掛けをひたすら続けてきました。
しかし、練習を重ねることで、最近では
自力で正しい時刻を言える確率が上がってきて、
自信も少しずつついてきているようです。
3年の【時計と時刻】
ところが、三年生になると
【時刻と時間】の問題は一層難しくなるんですね。
例えば「午前6時50分から30分後の時刻は?」や
「午後5時10分の25分前の時刻は?」といった問題。
これらは、ただの足し算や引き算ではなく、
時計の仕組みを理解していないと解けない問題です。
時計は10進法ではなく、60分で1時間に繰り上がる
という性質を持っているため、
この部分をしっかりと理解しておく必要があります。
これがなかなか難しい・・・
苦手な単元は焦らず丁寧に進める
私も何とか分かるよう教えようと努力しましたが
やはり理解が進まず、
思うように教えることができませんでした。
そこで、イラストを使って視覚的に説明したり、
時間を分けて(分解して)数えたり、
時間を足し引きする方法を試したりしましたが、
どの方法も本当の理解には結びつきませんでした。
涙のわけ
計算ドリルをなんとかクリアしたものの、
まだ演習量が足りないと感じたため、
預かっていた3年1学期のテスト問題を使って
追加の学習を行いました。
しかし、大問⑤の問題に差し掛かったところで
やはり彼女の理解は
不十分であることが明らかになりました。
その瞬間、姪っ子の目には涙が浮かびました。
ここ数日は、計算が得意になってきて
自信を持ち始めていた姪っ子が、
また分からない問題に出会ったことで
悔しさが溢れたのだと思いました。
やる気がしぼんでしまうのではないかと心配し
この単元の学習は一旦中断することにしました。
姪っ子が涙を流す姿を見て、動揺しました。
私の教え方が厳しすぎた?
無理強いしてしまった?と不安になりました。
そこで、迎えに来た母親に相談したところ、
「家でも宿題をするときには毎日泣いている」
とのことでした。これを聞いて
勉強で泣くのが日常であることがわかり
少しは安心しましたが、
泣くほど勉強が苦手なことに驚きつつも
分からせてあげられなかった
自分の力不足を痛感しました。
焦らないで待ちます
苦手な単元のときには、無理に推し進めるよりも、
理解できるところまで丁寧に教え、
その理解がしっかりと定着するまで
繰り返し復習することが必要だと感じました。
急ぐことが逆効果になることもあるかもしれません。
理解できるようになるまで待つことも
大切なんだぁと改めて思いました。
この単元は明らかに苦手であるため、
一度にたくさんの問題をやるのではなく、
少~しずつ取り組むことで、負担は最小限でも
定期的にこの単元に触れることで、
徐々に慣れていくことを目指します。
第一歩としてこれだけ覚えて
ひとまず1分が60秒であることは分かっても
2分が120秒であることの理解ができない状態です。
まずはそこからだと思いました。
例えば、5分が300秒になるワケは
「60秒が1分で、5分はそれの5つ分だから
60秒と5つを掛け算して300秒だね」という話をしても
まだ時間の単位換算の感覚が備わっていないので
全く通じません。
まずはこれを毎日唱えてもらって
完全に覚えてもらうところからスタートしたい。
苦手な単元なので時間をかけたいと思います。
社会人になると時間がわからないのは
結構辛いと思います。
なんとか時計がわかる大人に育てたいです。
筆算の成長が驚異的!
泣き止んで、休憩を挟んだ後
この日はもう勉強ができないだろうと思いましたが
姪っ子は再び勉強机に戻ってきました。
私が「違う勉強なら頑張れる?」と聞くと、
「頑張れる!」と元気に返ってきました。
それならばと、最近得意になりつつある
筆算の問題に取り組んでもらうことにしました。
140問クリアの達成感
この夏休み⇩二桁の筆算からスタートしました⇩
今では四桁の足し算・引き算も
すっかりできるようになりました。
休憩を挟みながらも、疲れたことに共感しながら
励まし続け、やる気を引き出し、
限界まで頑張ってくれたところ、なんと!
計算ドリルの筆算を140問も取り組みました!
ここまで頑張れるとは思わなかったので、
正直驚きました。
筆算にノリノリの姪っ子は
「私は計算マスターだから!」と
すっかり発言までポジティブに( *´艸`)
そんな様子を見て、1学期に授業で取り組んだ
プリントを引っ張り出してきました。
学校プリントのbefore→after
空欄が多く、間違いもたくさんあったのですが、
自信を持ってほしくて、再挑戦してもらいました。
140問を解いた後で疲れていたので
私が筆算の式を書くサポートをしましたが、
計算はしっかりと自分でやり抜きました。
結果、裏表のプリントもほぼ自力で
全部に〇をつけることができました。
彼女の成長ぶりには感心するばかりです。
裏面の文章題は少しサポートが必要でしたが、
最近では足し算なのか引き算なのかが
以前よりは分かるようになってきました。
空欄だらけで間違いだらけだったプリントも、
今では少しのサポートで
ほぼ自力で解けるようになってきています。
計算力がまるで別人のように成長していて、
嬉しい限りです( *´艸`)
国語の学習時間が足りなかった日
算数にかなりの時間を費やしたため、
国語の学習時間が足りなくなってしまいました。
通常であれば、国語の教科書の音読、
「はじめての論理国語」、「おはなしドリル」の
⇩三本立てで学習を進めています⇩
しかし、お昼ご飯の時間が迫っていたこともあり、
どれか一つしか取り組む時間がありませんでした。
姪っ子に「今日はどれをやりたい?」と聞くと
迷わず「おはなしドリル」を選びました。
母親によると、自宅での宿題でも
「わくわくストーリードリル」は
自ら進んで取り組んでくれているようです。
これらの読解ドリルは物語を読む力を養い、
文章の構成や流れを理解する練習に最適です。
彼女がこれを気に入っているのは、
とても嬉しいことだと感じました。
また、易しい内容でも毎日続けることで、
着実に力がつくと信じています。
国語力は一朝一夕に身につくものではなく、
時間をかけて積み上げていくものです。
⇩使用中の国語ドリル⇩
今回の学習では国語にあまり
時間を割くことができませんでしたが、
これからもコツコツと続けて、
彼女の成長をサポートしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。
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