この夏休み、小3の姪っ子と一緒に進めてきた
学習サポートも9回目を迎えました。
夏休みが終わり、毎日のサポートができなくても
彼女が学習習慣を続けられるよう、
課す宿題を少しずつ工夫しています。
(中学生の我が子の定期テスト期間以外は
二学期以降も週末は学習サポートを続ける予定)
今回の記事では、
漢字学習が劇的にスピードアップした理由や
小3が一人で取り組む宿題についても書きました。
学習習慣が人生を変える
私が小3姪っ子の勉強をサポートする理由は、
彼女が学校の授業についていけるようにし、
自信を持って学べるようになってほしいからです。
「授業がわかるって楽しい!」
「頑張る私ってすごい!」
と感じられる瞬間を増やしていくことが、
学習意欲を高める最良の方法だと思っています。
自信を持てるようになることで、
自然とテストの点数も上がってくるはずです。
姪っ子自身が、学ぶことに対して
ポジティブな気持ちを持てるようになることが、
私のサポートの最終目標です。
夏休みに彼女の学習に関わる機会を得たのは、
何かの縁だと思っています。
学習習慣が身につけば、
人生において大きな財産になると信じています。
とはいえ、夏休みが終われば
毎日一緒に勉強することは難しくなりますが
学校の宿題以外の勉強をする学習習慣を
たった15分でもいいから継続して欲しいと考えていて
それには親の負担になってはいけないので
姪っ子が一人で取り組める内容の教材を選び、
無理のない計画を立てること。
姪っ子が一人でもできるように
一緒に取り組むことで練習を重ねてきました。
私に今できることは力の限りやって
姪っ子の学習習慣の礎となることを願っています。
国語力の向上が全教科のカギ
私が姪っ子の学習で最も力を入れているのは、
実は国語です。算数ももちろん重要ですが、
彼女の語彙力や読解力が極めて低いため、
文章題が正しく読めないから自力で解けない!!
国語力を底上げすることが最優先だと考えています。
国語力が上がれば、
自然と他の教科の理解度も向上すると信じています。
【わくわくストーリードリル】
そこで活用しているのが、
【わくわくストーリードリルどうぶつのふしぎ】
という読解ドリルです。
このドリルは低学年向けで、内容も非常に易しいですが
文章に読解の基礎が詰まっており、非常に良い教材です。
このドリルの良いところは、
内容が難しすぎず、話の展開も面白い点です。
大人でも「へぇ!そうなんだ!知らなかった!」
と、動物について新しい発見ができます。
姪っ子は、このドリルが大好きで、
算数の勉強で疲れていても
「どうぶつのドリルやる!」と言って、
自ら進んで取り組む姿を見せています。
自宅でもこの読解ドリルを続けられるように、
母親の協力を得ることも考えていますが、
普段は仲良し親子が、
勉強になると喧嘩になることがあるので、
無理はさせたくないと考えています。
たった一度の叱責で、積み重ねてきた学習習慣が
崩れてしまうこともあるので慎重に進めたいです。
おはなしドリル【きもちのおはなし】
⇩こちらの記事でも書いた【きもちのおはなし】⇩
小3の姪っ子には、漢字や言葉、文章の意味を教えながら
特に「人の気持ちを想像する力」を育てたいと思います。
彼女は穏やかで優しい性格ですが、
連日、私や我が子との関わりを見ていると
表情や言葉から相手の気持ちを読み取るのが
少し苦手な面があるように思います。
そのため、ドリルを使いながら
「こういうときはこんな気持ちだよね」といった形で
気持ちの共有をしながら取り組みたいと思います。
【はじめての論理国語小1】
「はじめての論理国語」では、
5歳の我が子と小3の姪っ子に私が読み上げて
指さしなどで答えてもらうスタイルです。
現在のレベルは簡単なので、
スムーズに答えられています。
ブロ友さんから聞いたところ、このシリーズは
3年生までは文字が大きめとのことですが、
4年生からは行間が詰まり、難しくなるようです。
ひとまず、小2レベルを先に注文しており、
まもなく届く予定です。年内には
小3レベルまでをマスターすることが目標です。
繰り返し行うことで、力がついてくれると期待しています。
劇的スピードアップしたワケ
漢字学習については、
最初の頃は1ページ(5つの漢字)を書くのに
1時間かかっていました。
練習を重ねるうちに20分程度で書けるようになり、
効率が格段に上がりました。
鉛筆の握り方改善で効率アップ?!
この進展は、集中力アップと学習の慣れ、
⇩鉛筆グリップ⇩の導入もあると思います。
鉛筆を握る時に、力が入りすぎて
疲れてしまうことが多かったのですが、
グリップのおかげでいい感じに力が抜け
疲れにくく、さらさらと書けるようになりました。
学習サポートの初日に
鉛筆の持ち方に力が入りすぎていることが気になり
鉛筆グリップを導入しました。
姪っ子も手が楽になったようで、気に入ってくれ
親に新しいものを買ってもらった!と教えてくれました。
それまでは、勉強が苦手で文房具には
全く興味を示さなかった姪っ子が、
新しい鉛筆グリップを喜んで使っている姿に
とても嬉しく感じています( *´艸`)
ただし、このグリップを見ていると
指の置き場所がないため、
鉛筆の持ち方がまだ定着していない子には少し早いかも?
しかし、本人が気に入っているのが一番なので、
しばらく様子を見てみたいと思います。
困りごとは文房具で解決できることも
勉強の苦手は最適な文房具で
⇩解消できることもあるようです⇩
我が子も手先は不器用で小学生の頃
定規でまっすぐ線を引くのが下手で
テストで減点されたことがありました。
2㎜ずれるとアウトだと言われました。
→滑らない定規で解決しました!!
同じ理由でコンパスで円を書くコツがつかめず
困っていましたがくるんパスで上達し、
今ではどんなコンパスでも使えるようになりました。
困りごとがある場合には
お助け文具がないか調べてみてください。
案外、こんなことで解決するの?
みたいなことがあります。
☑筆圧の安定しない子にはザラザラ下敷き
☑眩しさを抑えるノートもありますよ!!
通級の先生の指摘
少し前に母親が通級の先生とのやり取りが記された
ファイルを見せてくれたのですが、
そこにも「鉛筆の持ち方が気になるので、
指を置く場所がある鉛筆グリップを使用しました」
と記載がありました。
プロも同じことを言っていることを知り、
私の感じたことが間違っていなかったと安心しました。
イイ意味で横着になり、劇的スピードアップ!!
また、最初の頃は少しでも間違えると消して
丁寧に書き直そうとしていましたが、
最近ではいい意味で少し横着になり、
適度なスピードで進めることができるように。
筆圧を少し下げることに成功したので
消しゴムで消す作業も楽になったように感じます
これにより、漢字学習にとられる時間が短縮され
他の学習に使える時間が増えました。
漢字ルーティン定着により宿題へ移行!
1日に5つの漢字を書くルールは、
家庭学習の初心者である小3姪っ子にとって
わかりやすく取り組みやすい習慣となったようで
ルーティンが定着してきたことを嬉しく思います。
先日ついに、フルネームをお手本を見ずに
完全に自力で、漢字で書けるようになりました!!
私のところに来た時には、
読解問題や論理を教える時間につかいたいので、
以後、漢字学習については自宅で宿題として
続けてもらうことにしました。
漢字学習はテストと漢字ドリルから抜粋
文章の意味がわからない時は【?】マークを書いてもらい次回、
会った時に解説する。難しいと思う言葉には解説もいれておく。
漢字の宿題といってもノートだけを渡しても
何を書けばいいかわからないと思うので、
書いて欲しい文章を1ページに5行ずつ
あらかじめ書いています。
漢字だけを書くのではなく
意味も覚えて欲しいので文章ごと書いています。
内容は
学校で小3の1学期の漢字テストや
漢字ドリルの巻末にあるまとめテストから抜粋し
学校で習った漢字の復習ができるようにしています。
これを夏休み中の宿題として出し、
2学期には新しく配られる漢字ドリル下巻を使って
引き続き家庭学習を進めることができます。
可能であれば(私より字がきれいな)姪っ子の親に
この作業をお願いしたいと考えています。
漢字はたまに大量に勉強するよりも、
毎日少しずつ集中して書くことが大切ですよね。
毎日の学習を続けることで、漢字テストの点数も
向上することが期待できると思います。
良い点数を取った姪っ子の笑顔が
いつか見られることを願っています( *´艸`)
今後の課題と期待
姪っ子に現在出している宿題は、
☑時計の読み方(午後1時は13時・・・を5回)
☑九九ソング(1回は歌おう)
☑計算プリント(1人で取り組めるものを1枚)
☑漢字ノート1ページ(1日に5字)
です。これらの課題は、完全に
一人で取り組むことができる内容にしていますが、
これに加えて読解ドリルを加えたいと考えています。
この習慣が定着すれば、基礎学力が
大きく向上することは間違いありません。
何よりも大切なのは、
優秀な先生に教えてもらうことではなく、
毎日少しでも自分の意思で学習を継続すること。
自分の成績を上げられるのは、
結局のところ自分自身です。
姪っ子が自分で勉強する習慣を身につけ、
学習に対する自信を持てるようになれば、
もう彼女を心配する必要はなくなるでしょう。
この夏休みを通して、彼女は少しずつ
自分の力で勉強する力を育んできました。
二学期が始まっても、学習習慣が続くことを願い
今後もサポートを続けていきたいと思います。
私は姪っ子の勉強を諦めません。
そして、彼女が努力の結果を実感し、
成績が上がった時
笑顔を見られる日が待ち遠しいです。
お読みいただきありがとうございました。
コメント