姪っ子(小3)の学習サポート5回目。
今回は計算ドリルと読解を中心に進めました。
計算を極めて算数の基礎を磐石なものにする。
読解は、国語の成績を上げることだけが目的ではなく
他人の心の機微に気づけるように育てることで
高学年女子の複雑な人間関係を生き抜いて欲しい
という思いが実はあるのです( *´艸`)
そんなことを書きました。
⇩親塾ではなく、オバ塾の理由はコチラ⇩
漢字学習と名前を漢字で書ける
我が家で勉強する生活に慣れてきたようで
ウチにくるなりで家でやってきてくれた
漢字と算数のプリントを見せてくれました。
漢字の学習では、それまでは
文章の意味を私がすべて説明していたところ
彼女が知っている文の意味は
自ら説明してくれるようになりました。
やる前から「わからない!」が口癖の彼女ですが
やっぱり、全部わからないわけではなかったです。
慣れてきたらできるんです!
慣れてきたとはいえ、
書く際も丁寧さを保っているので、
そこはたくさん褒めたいところです。
名前を漢字で書くって、ちょっとお姉さん気分
これまでずっと
ひらがなで書いていた自分の名前も、
既に学校で習っている漢字なので
漢字で名前を書く練習を始めました。
お手本を見ながら1回書くだけですが、
初めて書いた時よりもはっきりと
自信を持って書けている様子に、
二学期までには必ず習得できるだろうと感じています。
小2からつまづきが増えた?計算ドリル
この日のメインの学習は計算ドリルでした。
今回は100より大きい数の表し方を学びました。
一人では文章の意味を理解するのは難しいですが
側についてわからない!についてすぐに説明すると
スムーズに答えられることもありました。
1年生のドリルはスピード感を持って進めましたが
2年生になり計算ドリルは空欄が増え、
授業についていくのが難しくなってきた様子が
先生の書き込みが増えたことにより
個別で指導を受け始めたことを察しました。
早く該当学年の算数に追いつかせてあげたいと
焦る気持ちもありますが、ここで理解が浅いままだと
今後難しい内容になった時に
全く積み上げができなくなるので、グッと堪えて
時間をかけて理解を深めることを優先しています。
前回苦戦した⇩数直線の問題ですが⇩
今回はスムーズに解くことができました。
寝ている間に知識が定着したのかも?
しれませんね( *´艸`)
繰り上がる・下がる筆算
筆算の練習もたくさんしました。
100の位に繰り上がる足し算や、
10の位と100の位どちらにも繰り上がる足し算など
スムーズにできるようになってきました。
こまめに休憩しながら筆算タイム
ただ、筆算が複雑になり問題にかかる時間が増えると
途中で「つかれた!」と教えてくれるので、
休憩を挟みながら進めています。
百の位からくり下がるひき算
100の位から繰り下がる問題で少し戸惑いましたが
やり方を教えるとすぐに理解して
スムーズに解けるようになりました。
疲れたらミスはコチラで直して見せる
10の位と100の位から両方繰り下がる引き算では
この日の最後の取り組みで、疲れが出たのもあり
100の位からくり下がるところで
10の位の数字を変更していなかったことにより
計算ミスをして10の位が全て違いましたが
お直しするパワーも残っておらず
これはもう本人にお直しはさせずに
私が説明しながら書き直すのを見てもらい
この日はおしまいにしました。
学習習慣が0だった子がいきなり
2~3時間勉強しているんだから
それは疲れると思います!!
勉強って考えるのも、じっと座っているのも
体力いりますものねぇ( *´艸`)
取り組む様子を側について丁寧に見てあげていたら
この間違いは防げたのですが、
小6と5歳の我が子、同時に3人の勉強を見ており
どうしてもこれが防げなかった・・・
悔いが残ります。
読解ドリルでの学習
国語の読解ドリルとして「わくわくストーリードリル 」
という教材を使用しています。
このドリルは低学年向けの比較的易しい内容ですが
姪っ子はまだ読解問題に慣れていないため、
私が本文をゆっくり読み上げ、
問題文も一緒に解説しながら進めています。
なんとなくは危険!本文から答えを探す練習
まだ自分で本文から答えを探し出すのは難しいですが
答えは必ず本文にあるよ!ゆっくり探そう!と伝え
ヒントを与えてなるべく自分で探せるように
経験を積んでもらっています。
この過程を通じて、正しい答えを探すコツを
学んでほしいと願っています。
小学校3年生のカラーテスト程度であれば、
内容を完全に理解していなくても、
なんとなくで書いた答えが正解することがあります。
しかし、国語においては、この「なんとなく」が
将来的に命取りになる可能性があると、
我が子を見ていて感じています。
そのため、なるべく小さい学年から
読解の基礎をしっかりと積み上げ、学年が上がって
内容が難しくなった時にも対応できるよう、
じっくりと寄り添いたいと思います。
このドリルは可愛いイラストとお話が中心なので、
姪っ子も興味を持ちやすいようです。
学校の教科書に比べると、
絵本を読む感覚で取り組めるのが良いですね。
読解力強化のための他の教材
読解ドリルの「おはなしドリル」も検討しています。
特に「きもちのおはなし」は
姪っ子に取り組ませたいと考えています。
しかし、このドリルの表紙には
「小学1年生」と書いてあり、
家に持ち帰った時に姪っ子の父親が見て
「小3の我が子に1年のドリルをやらせるなんて」
と思わないかが心配です。取り入れるかは
この子の母親と相談して決めたいと思っています。
実際には1年生の読解ドリルも1人で取り組むにはまだ難しい状態ですが。
このドリルを選ぶ理由は、読解問題では
人の気持ちを読み取る力が求められるからです。
学年が上がると、情景描写(天気の変化や景色など)
に込められた筆者や登場人物の気持ちを
読み取る力なども必要になります。
こうした能力を養うためには、
このドリルが良いのではないかと考えています。
ネガティブ言葉は一旦そのまんま受け止める
最近、姪っ子と毎日過ごすなかで
自然と会話が増え、少し疲れてくると
彼女が「私はバカだから」「最悪」「全然ダメだ」などの
ネガティブな言葉を口にすることがあります。
自分に対してだけではなく、いとこ(我が子)に対しても
「うるさい」「ふざけないで」「そんな汚い字じゃダメだよ」
「ちゃんと勉強しないと1年生になったら後悔するよ」など
決して本人悪気はなく、口から自然に出てくる言葉が
ネガティブワードが多いのです。
言われた側だけでなく
実際にそれを口にする姪っ子自身も
知らぬ間に言葉のダメージを受けているのでは?
言葉はコトダマなのでね、
口から出る言葉がその人の状態を表している
と言っても過言ではないでしょう。
例えば、たくさんの筆算を解いたときに
「すごいね、頑張り屋だね!」と声をかけても、
「私はすごくない。バカだもん」と否定します。
丸付けをして全問正解していたときに
「やるじゃん!計算マスターだね!」と声をかけると
「計算マスターじゃない!私はダメだから」と。
両親は勉強を教えるのはうまくないようですが
そういったネガティブな言葉を
子どもに言うタイプでは決してないので
学校で言われたことがあるのか?それとも
学年が上がり段々と周りの状況がよく見えてきて
周りの友達と比べてしまっているのかもしれませんが、
彼女の良いところはたくさんあるので、
(本人がそれに気づいていないのが勿体ない)
自分を否定する言葉を使うのは切ないです。
聞き上手こそが語彙力を育てる?!
ネガティブ言葉に対しては
一旦、そのまま受け止め、否定はせずに
ポジティブな言葉に変換して返しますが、
現状は、なかなか納得してくれません。
日常的にポジティブ言葉のシャワーを浴びせ、
本をたくさん読むことがこの子の中の言葉を
最短で入れ替えてくれるのではないかと思います。
本の世界はキレイ(豊か)な言葉で溢れています。
それには別で住んでいるオバの私に
できることなんてしれていますので、
母親の協力を得たいと思います。
ネガティブワードが出たときは
「そんなこと言わないで!」なんて否定はしないで
「そう思うんだね~」と一旦そのまま受け入れて、
その気持ちを抱いたこと自体を受け止めてあげて、
共感するのではなく「お母さんはこうおもうな~」など
ポジティブ変換をしてもらう。
そして子どもの話を途中で遮らない!!
最後まで話しきるまで、聞ききる!!
親が聞き上手であることが
子どもの語彙力を育てるのではないか?
これでかなり説明する力が鍛えられ
口癖の「知らない」「わからない!」が減るのでは?
とにらんでいます( *´艸`)
学習サポートを通じてできること
読解ドリルを通じて、
登場人物の気持ちを表す言葉を学ぶことで、
自分の気持ちを表現する際に、
より多様な言葉を使えるようになり、
生きやすくなるのではないかと期待しています。
ネガティブな言葉が多くなるのも
ポジティブな言葉をたくさんは知らない
というのもあるかもしれませんし
勉強において自信をなくしてしまっている状態なので
勉強に寄り添うことで学力を上げ、
自信を取り戻してほしいですし
自分の気持ちを本音に近い言葉で
表現できる力を身につけることで
高学年女子の複雑になっていく人間関係も
乗り越えられたらいいなと思います。
友達関係をうまくやるには「心の機微」を
読み取る力が必要になってきます。
知らぬ間に相手を傷つけていたり、
不快にさせる発言が度重なり
人間関係で浮いてしまうこともあるでしょう。
相手の言葉や表情、動作から気持ちを汲み取る
言わば空気を読むことを教えるのは難しいですが
読解問題ではそうそういった能力も
磨かれるのではないかなと期待しています。
おわりに
姪っ子の成長を間近で感じることができる
学習サポートは、やりがいがあります。
小6と5歳の我が子の勉強も同時に見ているため
至らぬ場面も多々ありますが、
できる限りサポートしていきたいと思います。
小3姪っ子の反抗期が来る前に(笑)
これからも姪っ子と一緒に学んでいくのが楽しみです!
お読みいただきありがとうございました。
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