新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
高校受験が目前に迫ってきました
わが子たちは塾に通っていないため、
冬休み中は毎日家で勉強をしてきました。
その中で、
中3・中1の子どもたちが共通して
繰り返した英語の勉強法があります。
英語の文法力・語彙力・ミスを防ぐ力
など、英語力全体を底上げしたい
と思って取り入れた方法です。
お金はかかりません
「これ、いいかも」
と思ってくださる方がいれば、
ぜひ試してみてくださいね。
実力テストや模試対策にも
新学期早々、
実力テストがある中学生も多いですよね。
冬休み明けすぐ、もしくは1月末までには
実施される学校が多いと思います。
冬休み中にやりたかったのは、
- 1年間の英語の総復習
- 今の実力がどれくらい身についているかの確認
そこで選んだ教材が、学校の教科書でした。
教科書学習は大切です。
わが家では子どもが学校に
教科書を置きっぱなしにできるように
サブ教科書を購入しています
英語だけは市販の教科書ガイドも購入しています
実力テスト関連で多い悩み
「定期テストは得意だけれど、実力テストでは全然点数が取れません」
そんなDMを、中学生本人や
保護者の方からいただくことがあります。
実際、うちの子どもの周りでも、
「定期テストの点数はいいのに、実力テストになると点が取れない」
と悩んでいる子が、意外と多いそうです。
その理由は、とてもシンプルだと思っています。
実力テストは、定期テストと違って
出題範囲が「これまでに習ったところすべて」
と、とても広い。そのため、
「何からどう勉強したらいいのか分からない」
という状態に陥りやすいのです。
定期テストは、
その時だけ必死に暗記して点数を取ることができます。
暗記が得意な子ほど、
このパターンに当てはまりやすいかもしれません。
けれど、実力テストを受ける頃には、
すっかり忘れてしまっている——
これは、その場しのぎの勉強により
反復が足りないことで
長期記憶に移行できていない
ということなのだと思います。
「実力テスト対策は、どうしたらいいですか?」
と聞かれることも多いのですが、
正直なところ、実力テスト直前になって
できることなんてないんだよなー
と困ってしまいます
実力テストで高得点を取るには
なのでいつも答えは同じです。
特別なことをする必要はなくて、
普段の定期テストを毎回
「満点を取るつもり」で勉強すること。
現状の点数は一旦無視して
80点とれたらいいやじゃなくて、
全教科100点を目指してください!
そして、そのときに使っていた
直しノートの反復を、
テストが終わってからもやめないこと!
わが家ではテスト期間が終了したら
国語と英語は破棄して、それ以外の教科は
各教科ファイルに振り分けて保存し
日々のルーティーンへ移行します
具体的にはページの右上に通し番号を振っておき
計画表に教科と番号まで指定して
確実に繰り返します
このシステムを構築しないと反復は不可能です
それを続けていけば、
記憶は「その場限り」ではなく、
積み重なっていきます。
実力テストで高得点を取るために
一番大切なのは、
いかに長期記憶に移行させるか。
私は、そこに尽きると思っています。
そう考えると、
難しい問題集に手を出すよりも、
まずは教科書に掲載されている問題を
すべて確実にできるようにすること。
実力テストで安定して点数を取るためには、
結局それが一番の近道なのではないでしょうか。
そして、今回もやはり登場するのが
教科書です。
英語の教科書の巻末ページを活用しました。
やったのは教科書のこのページ!

ウチの子の学校では、東京書籍の
「ニューホライズン」が採用されています。
(他の出版社の教科書でも、同じようなページがあると思います)
ニューホライズンには、巻末に
「エクスプレッションリスト」というページがあります。
ここには、
- 各ユニットで学んだ表現を使った Questions(質問)
- それに対応する Expressions(答えの例)
が一覧でまとめられています。
参考までにページ数はこちらです。
- 中学1年生:158~159ページ
- 中学2年生:146~149ページ
- 中学3年生:146~148ページ
⇩教科書などの教材購入について⇩
教科書丸暗記をする理由
以前にも書いたことがありますが、
私は決して賢いタイプではありません。
それにもかかわらず、背伸び受験をし、
奇跡的に合格してしまいました。
しかし入学後は、
勉強ができるクラスメイトばかり。
成績は常に底辺で、
一度も這い上がることができないまま
いわば暗黒の高校時代でした。
私が所属していたのは、
地域の公立進学校の特進クラス
担任の先生が3年間持ち上がりでした。
塾に通うこともなく
成績があまりにも悪かった私は、
呼び出されて叱られることも。
担任の英語の先生が
とにかく怖くて仕方ありませんでした。
どの教科もできませんでしたが、
授業中に怒られるのが本当につらくて、
「言われた通りにやるしかない」と思い、
英語だけは教科書本文を丸暗記しました。
高校の英語は本文も長く、
今思えばかなり大変な作業でした。
それでも、
模試を受けると成績は壊滅的なのに、
なぜか英語だけは一番マシな結果でした。
勉強のやり方が分からず、
ただ言われるがまま必死で
丸暗記していただけなのですが、
今振り返ると、
教科書を丸暗記するということは、
そこに必要なすべてが詰まっていた
ということだったのだと思います。
英語だけは「まだマシ」だった
これは、
私自身の実体験から感じたことです。
だからこそ今、私はわが子たちに
「教科書を丸ごと覚える勉強」を勧めます。
あの頃の私は、勉強のやり方も分からず、
ただ怒られたくない一心で
英語の教科書を暗記していただけでした。
けれど結果的に、それが唯一、
英語だけは成績が崩れなかった理由
だったのだと思います。
教科書には、
その学年で身につけるべき
単語、文法、表現、
すべてが詰め込まれています。
理解してから覚えるのが理想
かもしれませんが、
理解が追いつかないときは、
まずは丸ごと覚えてしまうことが
近道になる場合もある。
実際、私自身がそれを体験しました。
だから今、
「英語が苦手」
「何から手をつけていいか分からない」
そんな子どもたちにこそ、
教科書暗記という方法を勧めています。
丸暗記は決して遠回りではなく、
後から必ず意味がつながり、理解に変わっていく。
それを、私は自分の経験から信じています。
具体的なやり方

とはいえ、うちの中3の子どもは、
特に暗記が大の苦手です。
脳の特性としてワーキングメモリーが弱く、
短期記憶が一般的なお子さんよりも
難しいタイプです。
(このことについては、今は詳しく書きません。
本人が成人し、了承を得られた場合には、
書くことがあるかもしれません。)
そのため、
「覚えて」「暗記して」と言われる学習は、
本人にとってかなり大きな負担になります。
だからこそ我が家では、家庭学習の中で、
どうしたらこの子でも覚えられるか
を常に考え、試行錯誤を重ねてきました。
そんな子に
「教科書本文を丸暗記しなさい」
と言っても、正直なところ、
絶対にやってくれません。
そこで考えたのが、
負荷をできるだけ少なくし、
それでも効果のある内容に絞ることでした。
教科書の中でも、量が少なく、
重要な表現がまとまっている部分だけを使い、
短時間で取り組める方法として実践したのが、
今回ご紹介している勉強法です。
「暗記が苦手な子でも、これならできた」
そう実感できたからこそ、
同じように悩んでいる方にも、
ぜひ知ってもらえたらと思っています。
① 1日1ページ指定する
「今日はこのページをやろう」と、
学習計画表に1ページだけ指定します。
子どもの役割はクエスチョンに対する
答えの部分を覚えるだけなので
これでかなり量は抑えられ
無理なく取り組むことができました
② 教科書そのままを覚える
まずは子どもが、
教科書の表現をそのまま丸暗記します。
自分の言葉(立場)に直す必要はありません。
教科書で採用されている表現を
一語一句そのまま覚えます。
正しい英語の型を覚えたいからです。
③ 保護者がチェック
子どもに「覚えたよ~」と言われたら、
私(保護者)が Questions(質問文) を読み上げます。
子どもは Expressions(答えの例) を、教科書通りに答えます。
短時間でミスが減る!
この方法でよかったところは
- 時制の間違い
- 三単現のsを発音しているか
- カンマの位置を理解しているか
- 過去形の発音のミス
などが、自然とチェックできるところ。
また、エクスプレッションには
「そのユニットで身につけたい文法」
がすべて詰まっています。
この部分を繰り返すだけで、
1年間の総復習が短時間でできる
と感じました。
すべて口頭で行うので、
- 子どもの負担が少ない
- 何度も繰り返しやすい
というのも大きなメリットです。
どれくらいの量・時間?
全部で4ページほどなので、
4日あれば1周できます。
英語が得意・好きな子なら、
1日ですべて終わると思います。
大切なのは、
1回や2回で終わらせないこと。
毎日、2日に1回など、
決めて反復することがポイントです。
最終的には、
英文が丸ごとスラスラ出てくる状態
を目指します。
「丸暗記って意味あるの?」と思う方へ
「丸暗記なんて意味があるの?」
そう思う方もいらっしゃるかもしれません。
でも、英語は
文がスラスラ出てくることが
とても大事だと思います。
ウチの地域の公立高校入試では
必ず英作文の設問があります。
そのときに、
- 中学で習った構文
- 基本表現
が自然に使えるかどうかで、
ペンが止まるか、
止まらずに書けるかが変わってきます。
中3はさらにプラスα
中3の子どもはこれに加えて
高校入試の過去問(赤本)の
英作文問題の模範解答
も暗記に取り入れました。
教科書を毎回開くのは時間ロスなので
付箋を貼っておくなど
工夫をするのもいいですし
わが家では
コピーしたり、書き写したりして、
壁にクリップで掛けていました。
「目につくところに置く」
これが、反復を忘れない最大のコツです。
声に出すことの効果
声に出して繰り返すことで、
- often / still / many/can の位置
- 前置詞の位置
なども、
「考えなくても自然に出てくる」
ようになります。
教科書本文の丸暗記は大変ですが、
このエクスプレッションリストは、
- 1ユニット8文ほど
- 手軽
- 短時間
なので、忙しい中学生に
ぴったりだと思います。
実力テスト対策にもおすすめ
- 範囲が広く何を勉強していいかわからない
- 実力テスト対策に迷う
そんな子にも、ぜひ取り入れてほしい方法です。
暗記してどうなるの?と思う方も、
まずはやってみてください。
きっとどこかで
「あ、こういうことだったんだ」
と腑に落ちる瞬間が来ると思います。
継続できるシステム作りが全て
長期休みが終わったからといってやめるのではなく、
土日や少し余裕のある日に、
「教科書〇ページ暗記」
と学習計画に書き入れてしまうのが
おすすめです。
やろうと思っているだけではダメなんです
書かないと誰だって忘れちゃうんです!
やってしまえば、
5分程度でできる勉強です。
思い出す → 繰り返す
この積み重ねが、
確実に英語力につながります。
成績が上がる子・上がらない子
このブログで紹介している
「直しノートの反復法」などについて、
実際に真似してくださった方から、
インスタでDMをいただいています。
中には、
「成績が別人のように上がりました」
「中間から期末で50点上がった教科も」
「内申点が10以上上がった」という、
こちらまで嬉しくなるご報告
をいただくこともあれば、
「時間をかけてノート作りはしたけれど、
成績はあまり変わりませんでした」
という声をいただくこともあります。
そういった方のお話を
よくよく聞いてみると、多くの場合
反復回数が圧倒的に少ないのです。
はっきり言ってしまうと、
反復しないと意味がありません。
ノートの見た目に
こだわる必要はありません。
字が汚くても、
自分が読めればそれで十分です。
どうせ自分しか見ないノートです。
大切なのは、
どれだけ繰り返したか。
間違えた問題だけを集めて、
とにかく反復回数を増やしてください。
学校ワークを3周するのは大変だけど
間違えた問題だけの周回だったら
短時間でも出来ますよ!
今回ご紹介している英語の暗記も、
たった5分ほどでできる内容です。
毎日でもいいですし、
3日に1回でも構いません。
大事なのは、続けること。
たった1回や2回やっただけで、
力がつくわけがありません。
続けた子だけが、
英語で身につけなければならない構文を、
しっかりと自分のものにしていけます。
考えなくても、
「次に何が来るか分かる」口が勝手に言う
そんな状態まで、必ず近づいていけると思います。
とにかく、繰り返しましょう!
今年も経験をシェアしていきます
いつもお伝えしていることですが、
私は教育者でも、専門家でもありません。
ただの子育てをしている主婦が、
自分の子どもたちを日々見ながら、
「これは効果があったな」
「これは合わなかったな」
と気づいたことを、
言葉にしているだけです。
ここに書いている方法も、あくまで
わが家でやっているやり方であって、
この通りにやれば
「全員が必ず成績が上がります」
というものではありません。
それでも、
「これ、いいかも」
「うちでもできそう」
そう思っていただけた方法があれば、
ぜひ取り入れてみてください。
いいなと思ったところだけを真似する、
それくらいの気軽さで大丈夫です。
それぞれのご家庭に合う形に
アレンジしながら、
無理なく続けられる方法を
見つけるきっかけに、
このブログがなれたら嬉しいな
と思っています。
「これは当たり前にやっているけれど、
知りたい方もいるかもしれないな」
そんなことは、今年も
どんどんシェアしていこうと思います。
また次の記事も読んでいただけたら嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
⇩購読中の新聞です⇩


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