英検2級に親子で挑戦中のわが家
しかし、中2の子どもの
リーディングの点数が全く伸びてこず
どうしたらいいもんかと頭を抱えていました…。
原因を探ってみたところ、
意外な落とし穴が見つかりました!
今回は、その理由と改善策、
そして実際に点数が上がった取り組みを
シェアしたいと思います。
過去問の点数が上がらずお困りの方へ
何かヒントになれば嬉しいです!
困った!過去問点数が全く上がらない!
中2の子どもと一緒に英検2級に挑戦しようと、
親子で勉強を進めてきました。
冬休みには毎日過去問を解き、
点数を競い合う形で取り組みました。
⇩冬休みの過去問点数はコチラに記録⇩
三学期になってからも、
週末を利用して過去問を解いています。
しかし、中2の子のリーディングの点数が
全然上がらない状況に直面してきました。
英単語を知らなさすぎる?
最初は英単語の知識不足が原因だと思い、
(実際、それも大きな要因です)
英単語アプリ(英語の友)に加えて、
『出る順パス単』を1セクションずつ
(単語なら400~500語、熟語なら200程度)
声に出して読むのをルーティン化しました。
しかし、しばらくたっても
点数は思うように伸びてきませんでした。
点数が伸びない原因が判明!
原因を探るために、
子どもの解答を詳しく見てみたところ、
文法問題の正答率は以前より
若干ですが、上がっているにもかかわらず
長文読解が全く取れていないことが分かりました。
長文問題について子どもに解き方を尋ねると、
すべての長文を読み終えてから
設問に取り組んでいるとのこと。
これまで準2級まではその方法でも
乗り越えられたのかもしれませんが、
2級の長文は長い!すべてを記憶して
設問に対応するのは難しいと感じました。
これに気づいたのは遅かったのですが、
ここで改善へ一歩進めたのは良かったと思います。
⇩英検準2級のスコアと面接会場でトラブル?!⇩
長文読解の解き方の1例をレクチャー
そこで、正しいかどうかはわかりませんが
私自身が長文問題をどうやって解いているのか
を子どもに伝えることにしました。
以下がその方法です
空所補充タイプの長文
最初に1段落目だけを読み、
それから最初の設問を見て、
どの選択肢が適切かを考える。
2段落目、3段落目と同じ方法で進める。
設問タイプの長文
まず、最初の設問に目を通してから
(何について聞かれるかを意識しながら)
次に1段落目だけを読み
設問と選択肢を照らし合わせて答えを導く。
2段落目、3段落目と同じ方法で進める。
Eメール形式の問題
まず「誰から誰宛てか」「何についてか」を確認する。
次に1つ目の設問に目を通し、
(メール文を大体3分割して、上・中・下)
上部の内容だけを確認する。
(各設問がメール文の上・中・下に大体対応してます)
設問に対応する部分を探して解答する。
中部と下部も同じ方法で進める。
初めてだから知らなくて当たり前
これらの方法を試してもらったところ、
子どもは「知らなかった!」と
驚きつつも納得してくれました。
大人からしたら当たり前のことでも
中学生の子どもにとっては初めて知った情報
塾に通っているわけでもなく
中学校の授業ではこんなに長い長文は
まだ経験したことがないので
知らなくて当たり前でした・・・
早く気づいてあげるべきでした(@_@;)
※紹介した長文問題は、私たち親子がこれまで取り組んだ
2018・2020・2022年度『英検2級 過去6回全問題集』
(旺文社)に掲載されているものです。なお、私たち親子は
まだ最新年度版の過去問には取り組んでおらず、
2024年の英検改定により各級で問題形式が変更されているため
現在の形式とは異なる部分があることをご理解いただけますと幸いです。
点数アップで自信をつける
そして、最新の過去問ではリーディングで
久しぶりに20点を取ることができました。
それまでは一桁の点数や12~13点が多かったので、
まずまず、大きな進歩です。
子どもは
「やり方が分かったからもう大丈夫」
「これからは点数が上がっていくだけ!」
「あぁ、次の過去問が楽しみだなぁ」
とまた、
根拠のない自信を持ち始めています( *´艸`)
過去問点数の記録
リスニングの点数も2人とも低いので
もっと英語を聞く頻度を
上げていかなければいけません
まだまだ分からない単語ばかりで、
文法も頭に入っていませんが、
そんな状態でも英検過去問を経験することで、
長文を読むメンタルは育ってきたように思います。
リスニングの耳も鍛えていかなければならず、
やるべきことは山積みですが、
少しずつゴールに近づけるよう頑張ります。
Googleレンズで楽をする
大人の学び直しと言えば
よく聞こえるかもしれませんが、
私が感じている現実は
そんなにキラキラしたものではありません。
日々の生活の中で無理矢理
勉強の時間をねじ込んでいるので、
日々いっぱいいっぱいです。
わからない英単語も、本当を言えば
紙の辞書を引くのがいいのでしょうが
とてもそんな余裕はありません。
使えるものは使いましょうということで
Googleレンズを使いまくっています( *´艸`)
英語長文を読むと、英単語の学習をしていても
毎回初めて出会う英単語にぶち当たります
そんな時、わからない英単語にこだわっていると
長文を全く読み進めることができないので
すぐに調べてしまいたい気持ちを我慢して
前後の文脈で想像しながら読み進めています
答え合わせのときに
やっと意味がわかりスッキリします!
写真のように、過去問を解き終えた後
解説を問題のところに直接書き込んでいます。
過去問は2冊ずつ用意しており、
1冊は完全に暗記用として反復使用するため、
オリジナルの参考書として育てています。
全ページをコピーする手間や
コピーした紙の保管の煩わしさ、
費用を考慮すると、最新の過去問でない限り
フリマサイトなどで書き込みのないものを
安く手に入れた方が経済的だと思います。
(ここだけの話ですが( *´艸`)
※古い過去問はリスニング音声の期限が切れにご注意ください
⇩過去問に対応したCDが別で必要です⇩
これまでの英検5級からずっと勉強を見てきて
リスニングをたくさん経験する必要を感じたので
2級では古い過去問全てのCDを用意しました。
隙間時間をどう使うか
英語の友アプリでリマインダー設定をしていて、
毎日、無課金範囲でスピーキングテスト(10題)と
英単語テスト(30題)を行っていますが、
単語帳を毎日やる根性が私にはありません!
子どもにやらせておいて
親がやらないのは気が引けますが、
スキマ時間を見つけて取り組むために
単語帳を持ち歩くようにしています。
ただ、持ち歩いただけの日も多いです(笑)
⇩いつもバッグにはでる順パス単⇩
子どもを連れた病院での待ち時間や
幼稚園の送迎の待ち時間など、
意外と隙間時間があるので、
毎日ほんの少しずつですが心がけています。
最初の頃はやればやるほど達成率が上がるので
楽しかったアプリ学習も
だんだんと伸びない日が多くなり
58%からがなかなか伸びずに
楽しくありませんでした(@_@;)
それが先日、やっと60%を超えました⇧
毎日の英語の友だけは欠かさず続け、
学年末テストが終わったら
過去問の回数を増やしていく予定です。
6月の英検受験に向けて不安はありますが、
いえ、今は、不安しかないですが(; ・`д・´)
点数が上がれば自信もついてくるはず!
その時その時でやれることをやり、
親子で力を合わせて頑張っていきます。
お読みいただきありがとうございました!
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