中学1年生になった真ん中の子
初めての中間テストが返却されました。
今回は、中3の子のサポートは最小限に
中1の子をメインにテスト勉強のやり方を
一緒に考えながらサポートしました。
テストの結果報告と、どのように勉強を進めてきたかを
簡単にご紹介していきますね。
手を抜けない!中学最初の定期テスト
上の子の経験からも感じていたことですが、
中学1年生・1学期の中間テストは、
学年での立ち位置が見えてきたり、
先生からのイメージが形成されたりする、
非常に大切なテストです!!
また、本人にとっても
「自分のテストの点数は大体これくらい」
という感覚が芽生える、ひとつの基準となります。
この時期にできるだけ頑張って
高得点を取っておくことで、
たとえ今後テストが難しくなっても、
「自分はこれくらいの点を取るはず」
という意識が無意識のうちに働き、
自然とその点数に近づこうとする力が
働くのではないかと感じています。
5教科合計481点!大健闘の初テスト

まず、テスト結果です。
英語:99点
数学:95点
国語:92点
理科:100点
社会:95点
合計:481点/500点
初めての中間テスト
本人に感想を聞いてみると
中学のテスト楽しかった!
と言っておりましたので
いいスタートが切れたのではないでしょうか
中1・1学期の中間テスト
初めてのテストなので
易しめに作られた教科もあったとは思いますが
480点超えは本当に立派だと思います。
全教科に共通して取り組んだこと

上の子のテスト勉強で得た経験を元に、
以下のような勉強法を各教科共通で取り入れました。
- 「直しノート」を中心に反復練習
- 学校ワークは2周(3周はしない)
一番大切にしているのは勉強時間よりも睡眠時間の確保!
- 毎日20時消灯・21時就寝の生活リズム維持
部活動や通塾で帰りが遅い子には
このスケジュールは実現が難しいかと思いますが
塾なしの子は是非やってみてください!
早く寝ることで成績が上がるのなら
かかるコストは0円です( *´艸`)
しっかり眠ると朝からシャキッとするので
授業中に眠くなることなく
先生の話がしっかり聞けます
実際に中学校の授業参観に行って驚くのは、
保護者が見ているにもかかわらず、
授業中に眠っている生徒が意外と多いことです。
せっかく遅くまで塾で勉強して力をつけているのに、
授業中の様子がこれでは内申点が下がってしまう…
ともったいなく感じることがあります。
塾に通っていないわが子たちにとって、
学校の授業がすべてです!
そのため、なるべく休まずに登校できるよう心がけ、
授業に集中できるコンディションを
整えることを大切にしています。
わが子たちの家庭学習の時間は長くはありませんが、
その分「先生の言葉は絶対に聞き逃さないように、
全集中しているつもりだよ!」と、
子ども自身が話してくれました。
教科別の具体的な勉強内容
各教科で塾なし中学生のわが子達が
今年度使用している教材や購入先については、
下記の記事でご紹介していますので、
今回は割愛させていただきます。
⇩中3・中1が使う教材の紹介はコチラ⇩
英語

英単語は範囲が発表になる前から
英単語の暗記は、範囲発表前からスタート。
英単語は必修テキストがよくまとまっていたので
それを見ながら単語リストを作りました。
赤シート学習ができるように
レッドオレンジペンで記入
日本語→英語/英語→日本語の両方向で確認!!
⇩オレンジではなくレッドオレンジです⇩

赤シートで答えを隠しながら別紙に記入
(日本語→英語は書く。英語→日本語は口頭確認)
間違えるたびにチェックをつけていき
時間のある週末は全部の英単語を!
平日はチェックがついている英単語だけを
毎日反復するようにしました
教科書音読とQRコードで耳学習

教科書音読は主に1週間前頃から毎日
きょうだい・親との音読練習や
教科書のQRコードを読み取って
音声を流して耳でも学習していました
そのお陰かリスニングで撃沈する子が多い中
リスニングはバッチリでした( *´艸`)
ワーク・必テキ・教科書ガイド

学校ワークは提出用は本誌に記入し
間違えた問題は直しノートに書き写し
それをしっかり理解する時間を取った後
2周目をコピーで取り組みました。
学校のワークを2周終えると仕上がってきますので、
そこからは「直しノート」の反復学習に入ります。
直しノートは、赤シートで答えを隠して
繰り返し確認するスタイルなので、
毎日たった数分で取り組むことができます。
今回は時間にゆとりがあったため、
必修テキストの問題に取り組んだり、
教科書ガイドを読んだり、
教科書ガイドに掲載されている
定期テスト対策問題にも挑戦しました。
⇩わが子は東京書籍⇩
それらで間違えた問題も、直しノートに追加し
テスト当日の朝まで毎日確認を続けました。
学校ワークを何周も繰り返すお子さんも多い中で、
わが子は全体を2周するだけですが、
間違えた問題だけですが毎日見直すことで、
結果的には
たくさん周回したのと同じくらい学習効果が
得られたのではないかと思っています。
数学

数学の勉強は英単語や漢字のように
暗記に時間がかかるものはありませんが
教科書の語句は出題する先生もいるので
確認しました。
学校ワークと
直しノートの手順は他教科と同じです
学校ワーク1周目終了後に
直しノート作成→ワーク2周目
2週目を終えてからは直しノートを反復
教科書の章末問題にも取り組みました
上の子の定期テストの過去問を残しているので
過去問演習をしました。
中1の初めての定期テストなので
基本問題が多い中、悔しかったのは
「100点阻止問題」がいきなり出題…
子どもが間違えていたので
私も確認したところ、解けませんでした…
思考力が問われる「数」に関する問題で、
試しに数学が得意な中3の子にも見せました。
すると答えは出せたものの、
その解き方はかなり力技
王道の考え方にはたどり着けなかったようです。
一体先生は、こんな問題を
どこから引っ張ってこられたのか…
と驚かされました。
こういったことがあるから、油断できません。
「公立中学校のテストだから簡単だろう」
と思っていると、たまに出てくる難問に
足元をすくわれるのです。
国語

漢字の赤シート暗記は英語と同様に
テスト範囲発表前から予想してスタート!!
学校ワークで間違えた問題を
直しノートに書き写し
特に記述問題は
模範解答に近づくよう何度も反復!!
なぜ必修テキストを使うんですか?

英語と同じく
国語も必須テキストを解きました。
よくいただく質問のひとつに、
「なぜ必修テキストを使っているのですか?」
というものがあります。
実はわが子も、
「教科書ぴったりワーク」など、
市販の準拠テキストを使ったことがあります。
ただ、中身がカラフルで、
紙がつるつるしていたのが
ウチの子の好みには合わなかったようです。
その点、塾や中高一貫校などで使われている
「必修テキスト」は、
内容がシンプルで問題数も多く、
わが子の好みにもぴったりでした。
一度使ってみて気に入り、リピートしています。
ですので
、「市販の準拠テキストが悪い」
ということではまったくありません。
たまたま我が子が気に入ったのが
必修テキストだったというだけです。
「必修テキストが絶対におすすめですよ!」
というつもりはなく、
お子様が気に入っているテキストこそが
その子にとって
最良の教材だと思っています。
心情理解にはYouTubeを視聴
国語で満点を狙うのは、
本当に難しいと感じています。
単に暗記すれば解ける問題ばかりではなく
登場人物の気持ちを考えて答える問題では、
減点されてしまうことがあります。
そこで、まずは教科書本文のあらすじや
登場人物の心情を
丁寧に解説してくださっている
「OK先生」を、必ず視聴するようにしています。
学校ワークと必修テキストが仕上がってきたら
教科書の音読&OK先生の動画を
単元ごとに2周視聴。
一周目はテスト範囲が出てすぐぐらい
2周目はテスト直前期に見ています
OK先生の動画は解説が丁寧で、
その他の要点だけまとめた解説動画よりは
動画の時間も長めなので
朝食時間を利用して見ることが多いです。
登場人物の心情解説が深く
、親も見ていて勉強になります。
理科

1周目の学校ワークで間違えた問題が
かなり多かったので
直しノート作りには時間がかかりましたが
記述問題の練習も毎日反復し、
テスト直前期には完璧に近い仕上がりに!
教科書章末問題も解きました。
本物を見せて印象付ける

中1最初の理科と言えば
生物の学校が多いんじゃないでしょうか
わわが子もそうでした
顕微鏡で見る微生物の名前を覚えたり
身近に生えている植物の名前を覚えるのに
時間をかけました
教科書の写真だけでは
覚えるのに苦労していたので
身近にある雑草は取ってきて
実物を見せたり、
ドクダミの匂いを嗅いで強烈に印象づけたりしました
⇩微生物はこちらのYouTubeを見せました⇩

微生物の写真を載せている動画は多いですが
こちらの動画は実際に動いている様子を見られるので
うちの子がわかりやすい!と気に入ってました
顕微鏡おすすめYouTube
⇩顕微鏡の手順もYouTubeで確認しました⇩
これらの勉強で100点を取って帰ってきました。
社会

今回の中1のテスト勉強を見ていると
社会の勉強が一番大変でした!
仕上がるのに時間がかかりました
というのも授業の進度が遅く、
ワーク配布もギリギリだったため
範囲が発表になった段階で
ワークの問題をほとんど解けないのです!
大ピンチ!
大ピンチの理由と作戦変更
そこで対策を変更!いつもなら真っ先に
学校ワークの1周目に取り掛かるところを
まずはテスト範囲のワークのコピーを取り
レッドオレンジペンで答えを全部書き写し、
暗記からのスタート!!
分からなかったらすぐに
答えを見られる状態で反復することで
ワークに書いてあることの理解が進んでから
ワーク1周目に取り掛かりました
間違えるたびに暗記用のワークコピーに
印をつけていきました
世界地図はお風呂で暗記

社会の対策が大変だった理由の1つに
世界の国々覚える!
というミッションもあったので
教科書の地図を拡大コピーして、
国名を白い紙を貼って隠し
レッドオレンジペンでかきました

またお風呂でも暗記をするために
いつものビニール透明封筒に入れて
お風呂時間も利用しました
⇩これまで紹介してきたのはA4サイズですが⇩

⇩今回は拡大コピーをしたのでA3サイズを使用⇩

ビニールの封筒に入れることで
気軽にお風呂教材を作ることができますが
完全に防水できるわけではないので
大事な教材は入れないでくださいね!
時差計算はたくさんやる

もう一つピンチだったのは時差計算です
学校ワークの問題も学校プリントの問題も
そこまで難しい計算でなくても間違えていたので
理解が怪しいと思い説明に時間をかけました
たくさんの時差計算の問題をやる必要を感じましたが
いろんな問題集を見てみても数問しか載っておらず
時差計算の問題が載っていないものもありました。
これでは全然足りないなと思ったので
時差計算対策はネットで問題を検索しました
時差計算に不安がある中1生もしくは
高校入試にも頻出だと思いますので
中3生も練習が足りないなと思ったら
時差計算問題プリント
と検索をかけてみてください!
たくさんヒットしますよ( *´艸`)
いろいろ見比べて
私がいいなと思ったサイトを紹介しておきますね
⇩わが子の練習用に採用したのコチラのサイト⇩
レベル一からレベル七までの問題を繰り返し練習しました
おかげで中間テストの時差問題でミスをせずに済みました
単純な計算だけをさせる問題よりも
こういった文章題の中で
正しく読み取って計算する
少し複雑な問題が経験できるといいと思います
苦手は演習量で克服しましょう!
他にも良さそうなサイトがたくさんありました
☑中1社会「時差 計算問題」プリント| 無料ダウンロード・印刷

最後に
テスト期間中も変わらず、
20時消灯・21時就寝の生活を徹底しました。
十分な睡眠を取ることで、
体調を崩さず、頭もスッキリした状態で
学習に集中できたようです。
次は上の子のテスト結果も…
まもなく、中3の子のテスト結果も返却されると思いますので、
時間を見つけてブログにまとめたいと思います。
この記事で紹介した学習法まとめ
- 直しノート(ルーズリーフ活用)
- 学校ワークは2周やる!
- 赤シート&音読活用
- 英語の教科書QRコードでリスニング強化
- お風呂教材(地図・ビニール入りコピー)
- OK先生の動画で国語対策
- 時差計算はネット検索で補充問題を
お知らせ
当ブログでは、同じく「塾なし」で
家庭学習をしている中学生のご家庭に
少しでもお役に立てればと思い、
成績に関する記事を掲載しております。
記事の作成にあたっては、毎回
子ども本人に内容を説明し、
「どこまで書くか」を
相談したうえで執筆しています。
テストの点数や通知表、
模試の偏差値を取り上げることもありますが
点数が思わしくなく「書かないでほしい」
と子どもが望む場合があれば、
もちろん掲載しません。
また、本人が納得して
公開を許可した記事であっても、
気が変わることもあるかもしれません。
その場合は、
予告なく該当記事を削除しますので、
あらかじめご了承ください。
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
我が家のおススメ教材は新聞!
我が家では、
朝日新聞・小学生新聞・中高生新聞の
3つを購読しています( *´艸`)
子どもが読んでも読まなくても
「教育への投資」と考え
いつでも手に取れるよう、
目につく場所に置いています。
中3の子は小学生新聞・中高生新聞のほか、
朝日新聞の一面とスポーツ面を
読むようになりました。
また、先日投稿が採用されたことをきっかけに
気を良くした中1の子は、
中高生新聞を読むように。
小1の末っ子は、小学生新聞の中でも
好きなコーナーだけを楽しんで読んでいます。
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