塾に通わず自宅で勉強している中3の子
一学期中間テストが返却されました
テスト結果のご報告と、勉強法、
テストのご褒美制度についても
お話ししてみたいと思います。
※当ブログでは、成績に関する記事を掲載しております。記事の作成にあたっては、毎回子ども本人に内容を説明し、「どこまで書くか」を相談したうえで執筆しています。テストの点数や通知表、模試の偏差値を取り上げることもありますが点数が思わしくなく「書かないでほしい」と子どもが望む場合があれば、もちろん掲載しません。また、本人が納得して公開を許可した記事であっても、気が変わることもあるかもしれません。その場合は、予告なく該当記事を削除しますので、あらかじめご了承ください。
結果発表!

まずは気になる結果からご報告です✨
- 英語:100点
- 数学:96点
- 国語:92点
- 理科:92点
- 社会:98点
合計:478点(500点満点)
今回は中1のサポートを優先したため、
勉強をあまり見てやれなかったのですが
慣れない自分ひとりのテスト勉強
時々、「これってやったほうがいいよね?」
など確認しながらも
自分に必要な勉強を見出しながら頑張りました
特に英語100点!
日頃から三単現のS、時制間違え、スペルミスなど
細かいミスが減らず失点し
100点を逃すことが多いのですが
今回は結果が出て喜んでおりました。
これまでの定期テストの勉強では、
忙しく勉強しているのは自分だけ
という思いから、すぐに飽きてしまい、
他のきょうだいと遊び始めることがよくありました。
しかし、今回は中1の子が勉強する姿を見て、
「自分も負けていられない」と感じたようで、
遊び始めても早めに切り上げて
勉強机に戻る様子が見られました!
中学生が2人になり、
勉強のサポートは忙しくなりましたが、
お互いの存在が良い刺激となり、
勉強に向かう忍耐力が
ついていきそうだと感じています。
テストの賞金制度
子どもたちのリクエストにより
今回も点数に応じたご褒美制度を導入しました💰
合計点ごとの賞金
- 500点 → 1万円
- 490点以上 → 5,000円
- 480点以上 → 2,000円
- 479点以下 → 0円
100点賞
- 100点1枚につき+1,000円
私は日頃から子どもに、
「100点と99点はまったく別物だよ」
と話しています。
100点は、120点を取るつもりで
に勉強したときに、ようやく狙える点数。
一方で、99点だったということは、
どこかに何かが足りなかったということ。
もちろん、結果がすべてではなく、
大切なのはそれまでの過程ではありますが
そうした「100点へのこだわり」を
早い段階から持ってほしいという思いから、
100点を取ったときにだけ
賞金を設定しています。
今回、中3の子は合計点で
惜しくも480点に届かず「0円」…
だったのですが、
英語で100点を取ったため、1,000円ゲット!
中1の子は、 480点を超えたため
2000円+100点が1枚で1,000円、
合計3,000円をゲット🎉
欲しかった雑誌を購入していました。
⇩中1の子の中間テストの話⇩
ご褒美制度には賛否あるかと思いますが、
私は「楽しみながら頑張れるならアリ」
と考えます。
仮に500点満点を達成して
1万円出費になったとしても、
塾の月謝に比べればお安いものですからね。
一万円で全教科が満点になるのなら
喜んで賞金を渡すでしょう( *´艸`)
普段、月々の
お小遣いを渡していない中学生にとって、
一万円という金額はかなり大きく、
モチベーションになっていると思います。
お小遣い制度なし?
わが家のお小遣い制度については、
以前どこかの記事で
書いたことがあるかと思いますが、
基本的に月々のお小遣いは渡していません。
友達と遊びに行く際など、
必要なときにその都度お金を渡すスタイルです。
そのため、お正月のお年玉以外には、
決まった額を渡しているわけではありません
そんな中、定期テストのたびに
「お小遣いゲットのチャンス」がある
というのは、
子どもにとってとても楽しく、
良いモチベーションになっているようです。
学生のうちは、「勉強で結果を出して、稼げば?」
と伝えています( *´艸`)
普段から毎月のお小遣いをあげていたら
これらのことでは
モチベーションには
ならなかったかもしれませんね
今回の勉強法のポイント
手厚くサポートはできなかったのですが、
最低限のサポートとして
以下のことはやりました。
英単語・漢字の間違いリスト作成
中1の子にもやったように、
英単語と漢字の間違いリストを
作成して渡していました。
どれくらい周回していたかは不明ですが、
英語満点だったので、
ある程度は取り組んでくれていたようです。
社会の「必修テキスト」

前回の学年末テストで社会が80点台となり、
評定が5→4に下がってしまったことが
とても悔しかったようで、
本人から
「社会も必修テキストを買って欲しい」
とリクエストがありました。
必修テキストはこれまで
英語と国語だけ使用していましたが、
今回から社会も導入しました。
⇩2年学年末テストの話⇩
教科書改訂と教材選び
今年度は教科書改訂があったため、
教材選びに迷う方も多いかと思います。
実際にご質問もいただきました。
中3の子は、地理・歴史ともに
旧版教科書を使用しているため、
必修テキストも改訂前のものを購入しました。
公民は改定後の教科書になりますので
準拠教材を買うなら新版を購入する予定です
旧版の教材はフリマサイトなどで
比較的お安く手に入る場合もあるので、
活用すると良いかもしれません。
なお、中2のお子さんも
地理・歴史は改訂前教科書だと思いますので
同様の対応でいいと思います。
一方、現在(25年度)の中1のお子さんは
改定後の教科書ですので
準拠教材も新版を選んだほうが良さそうです。
なぜ「必修テキスト」なんですか?

「なぜ市販の教科書ワークではなく
塾用の必修テキストを使うのですか?」
というご質問もよくいただきます。
これはもう完全に我が子の好みです!
市販の教材はカラフルだったり、
紙がツルツルしているのが苦手らしく、
シンプルなレイアウトで問題量の多い
塾用テキストを好んで使うようになりました。
必修テキストが一番いいのではなく
たまたまウチの子にとっては
必修テキストが合ったというだけの話です!
必修テキストに似た教材としては、
同じく教科書準拠の塾用教材「keyワーク」
も私は好きです。
どちらも、教材紹介の記事で紹介した
育之書店さんのリンクから一般の方でも購入できます。
⇩教材紹介の記事はコチラ⇩
おススメ教材はお子様が決める
こんなブログをやっていることもあり、
一番多くいただく質問が
「この教科でおすすめの問題集はどれですか?」
という内容です。
実は私も、上の子が中学1年生になる頃には、
どの問題集がいいのか分からず、検索しました。
市販の問題集は書店で中身を確認できますが
塾用教材は中身まで見られることが少なくて
判断が難しいですよね。
そこで私は、フリマサイトなどを活用して
一通り問題集を揃え、
子どもに合うものを探すことにしました。
誰かのおススメ教材にとらわれず、
まずは書店でお子さん自身に
選ばせてみるのも良い方法だと思います。
わが子の場合は、超がつくほどのインドア派なので
一緒に書店に行って選ぶことが難しく、
いくつも購入して実際に見せ、その中から
子どもが解きやすい問題集を使うようになりました。
教材を最小限に絞る勇気
そして最終的にたどり着いた考えが、
「各教科で教材を最小限に絞ることが大切」
だということです。
教材をたくさん揃えると、親としてはつい
「全部やらせたい」と思ってしまいます。
でも、すべてやらせようとすると、
子どもは“こなすこと”に必死になってしまい、
完全に作業になってしまいます。
それは、もはや“勉強”ではありません。
実際、
「やってる割に身についていないな…」
という失敗を経て、
私は使わない教材は片付けて
視界から消しました!
目の前にある教材が少ないと、
子どもも「何をやればいいか」が明確になり、
✕を〇に変えることに集中できます。
そのほうが、勉強の効率は高いのではないかと、
素人ながらにわが子を見ていて感じています。
テスト内容の振り返り
社会のテストでは文章問題の読み取りミスで
1問落とし、惜しくも98点。
これは語彙不足が原因だったようで、
本人もかなり悔しがっていました。
数学は応用問題での計算ミスで96点に。
1問4点の配点が大きかったようです。
それでも全体的には非常によく頑張っており、
特に今回は勉強の勉強の進度を
あまり見てやれなかったにもかかわらず
ここまで取れたのは本当によかったと思います。
これまで、勉強のやり方を教えながら、
子どもに合った方法を一緒に模索してきました。
時間はかかりましたが、中3になり、
その成果がようやく見えてきたように感じます。
高校生になると勉強もさらに難しくなり、
親が手助けできることは
少なくなっていくと思います。
だからこそ、大学受験に向けて、
自分で必要な勉強を見つけ、計画し、
実行できる力を身につけていってくれたら
と願っています。
「中学最初のテスト」がその後の実力のベースに?
最近、改めて感じたことがあるので、
共有させてください。
「中学最初の定期テストの点数が、
その後の成績のベースになる」
という話、聞いたことはありますか?
実は私も聞いたことがあったのですが、
中3の子の成績の推移を見ていて、
「その通りかも!」と実感しています。
現在中3の子は
中1の最初の定期テストで、471点でした。
あれから何度も定期テストを経験し、
今回の中3一学期中間テストは478点。
多少の上下はあるにしても、
だいたい同じ範囲に収まっているんです。
もちろん、480点台を超えることもありますし、
単元の得意・不得意や
本人の頑張り具合でも変動はあります。
末っ子が入院しテスト期間中に
私が家にいられない時もありました。
ただ、大きなブレはなく、
その初回の得点が
「基準値」になっている感覚
があります。
定期テストを重ねるごとに、
学年の平均点は下がっていますが、
学年トップ層の子たちは入学当初から
ほとんど固定されているのではないでしょうか?
だからこそ、多くの方が言われる
「中学最初の定期テストが一番大事」
という言葉が、今になってすごく腑に落ちました。
慣れるまでは親のサポートありでOK!
中学生活に慣れるまでは
子どももいっぱいいっぱい。
最初のテストこそ、親が手をかけてでも
“いいスタート”を切らせてあげることが大事だと、
今になってしみじみ思います。
スタートで自信をつけられると、
その後の学習意欲や
習慣にもつながっていきますよね。
今後の予定と高校受検に向けて
3年生になってからというもの、
実力テスト・模試・定期テストと
スケジュールはかなり過密です。
正直まだ「受験生っぽさ」はあまり感じられず、
目の前のテストに必死で向き合っている感じです。
でも、そんなものなのかもしれませんね。
ちなみに最近は、
英検2級や全国統一中学生テストも受けました。
英検は(親子ともに)
あまり手応えがなかったので期待はできませんが
結果が出たらまたご報告したいと思います。
最後に
中間テストが終わったらすぐに期末テスト…
その後は夏休み!
高校見学なども控えており、
あっという間に時間が過ぎていきそうです。
受験生の夏は貴重な時間。
限られた時間を有効に使いながら、
子どもと一緒にしっかり乗り越えていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました😊
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塾でも通信教育でもなく新聞の一択!
めっちゃ勉強しなくても成績良い子はみんな
家で新聞読んでるんじゃないかな?
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