皆様のおウチでは、
大河ドラマはご覧になりますか?
我が家では、昨年度のどうする家康から
大河ドラマを見始めました。
大河ドラマは一年間放送されるので
最後まで見れるかな?と最初は思いましたが
親子で最終回まで見ることができました。
最近では、小6と中2の子どもの学習面で
これは大河ドラマの効果だな!!
と思う出来事がいくつかありましたので
この記事では、エピソードを共有したいと思います。
大河ドラマが歴史の授業に役立つ理由
歴史人物の名前がスラスラ覚えられる
大河ドラマでは、歴史上の人物が多く登場します。
ストーリーの中で彼らの生き様やエピソードを見ると
教科書でただ名前を覚えるのとは違い、
具体的な人物像が頭に浮かびやすくなります。
これが、歴史の授業で登場する人物の名前を
スラスラ覚えられる理由です。
中2と小6の子どもそれぞれに
効果を感じた出来事があったので書きますね。
中学生は、模試の社会で偏差値70超え
中学生の子は、暗記がとても苦手ですが
どうする家康で、徳川家康が好きになり
同じくドラマに出てきていた
豊臣秀吉・明智光秀・織田信長
それに徳川家康の家臣の名前まで
スラスラと漢字まで書けるようになりました。
ある意味ファン魂?
ドラマの登場人物が推しになったことにより
教科書やワークで定期テストのために
歴史の勉強するだけだったら、きっと。
そんなには楽しくはなかったんだと思います。
ちょうど中1の歴史の授業で習ったところとも
時代がかぶっていたということもあり
興味を持っているので暗記に苦労しなかった!!
ドラマ以外でもこのブログでもよく登場している
⇩スタフリ房野先生の動画を併せてみることで⇩
社会科は特に勉強することなく
定期テストだけでなく模試でも
高得点・高偏差値を叩き出しました。
これは大河ドラマにハマったおかげだと思います。
興味がないと覚えない子どもなので( *´艸`)
⇩塾なし我が家ではYouTubeが勉強に大活躍!!⇩
小6の歴史の授業でも効果が見えた
小6の子が学校の社会科の授業で
ちょうど平安時代を習ったところで
藤原道長や紫式部などの歴史人物人物を
テストで全部答えられた!!と言っていました。
これも今年度放送中の大河ドラマ
光る君へを一緒に見ている影響だと思います。
今回のドラマは
平安時代が舞台で恋愛的要素が多いので
小学生に見せてもいいものかと
迷われる親御さんも多いと思います。
恋愛シーンもそれなりにありますので
見せる見せないは、家の方針によると思いますが
我が家はもう6年生ということもあって
親子で毎週楽しみに見ています。
子どもが言うには
歴史の授業は教科書を先生が読んで
テストも覚えたことを書くだけだったのに
ドラマを見ていると、
教科書に書いてあること以外も想像できるから
すごい面白かったんだ!! と。
ただ退屈に受けていた授業が
大河ドラマで時代背景や登場人物の衣装、
言葉遣いや、当時の食べ物、人間関係などの情報が
自然に入ることにより
授業でもドラマが上映されているような感覚で
楽しめているんだと思います。
全然その時代背景を知らなかったら
教科書の文字を追うだけって
小学生には結構つらいと思います。
ドラマで魅力的な俳優さんたちが演じる作品を見て
勉強にまで楽しい要素を見つけられて最高( *´艸`)
ドラマなのでその脚本家の解釈なので
教科書とは少し違うところもあるかもしれませんが
なんとなく当時の雰囲気を知れるっていうのは
いい影響があるなと感じています。
歴史的背景の理解が深まる
ドラマでは、その時代の文化や
社会背景が細かく描かれています。
教科書だけでは分かりにくい歴史的な背景を
直感的に視覚的に理解することができます。
例えば、平安貴族と地方民の暮らしの違い
租税や国司の役割など、
教科書ではさっぱり想像できなかったものが
こうゆうことだったのか!!
と、母である私にも学びが多いです( *´艸`)
実際に映像で見られることで、
より身近に感じられますよ。
大河ドラマが古文の学習に与える影響
時代背景が想像しやすく古典の内容が取れる
大河ドラマを見ていると、
その時代の雰囲気や背景が自然と頭に入ってきます。
中学の授業でも古文が出てきますが、
ドラマで見た風景や登場人物の姿を思い浮かべることで、
文章の内容がより理解しやすくなります。
国語きらいが副教材まで読んだ!!
うちの中学生は数学は好きですが
国語が一番苦手だと言います。
中学生になり教科書にも古文は出てきますし
模試では初見の古文の文章に出会います。
これまで模試では古文が壊滅的。
中2になり国語の教科書に枕草子が出てきた時
ちょうど大河ドラマでは光る君へを見ていて
とあるシーンで、
清少納言が仕えていた中宮定子は、ある雪の日
雪景色を楽しみたいと考えましたが、
言葉で直接指示を出すことなく、
清少納言と目を合わせることで意図を伝えたシーン。
清少納言は中宮のアイコンタクトを理解し、
すぐに御簾を上げて、外の雪景色を見せました。
このエピソードは国語の便覧にも載っていて
普段、子どもは副教材まで読むのは嫌がりますが
珍しく副教材まで目を通していました。
これも大河ドラマにハマっていなかったら
確実にスルーされていた勉強です。
⇩枕草子の暗記を頑張れたのも光る君への影響です⇩
初見の古文の文章で内容が取れた
今まで得点が難しかった模試の古文では
古文単語や文法がまだまだで満点とはいきませんが
時代背景などを想像しやすくなったことにより
初見の文章でも内容がなんとなく取れて
選択問題などは落とさず得点できるように。
例えば、少し前に子どもが解いた古文の文章題
出典は『仮名草子集 身の鏡』という作品
豊臣秀吉に関する文章で
謝りに行くのは、太閤が鷹狩りにおいでになる時に
ご機嫌を見ながらという描写があり
どうする家康で当時の戦国武将
織田信長や徳川家康が連れだって
鷹狩りに出かけるシーンがあったので
当時はそのような娯楽があったのを
映像で見ていたことにより想像がしやすかったり。
これを知らなかったら
どうして豊臣秀吉に謝りに行くのに
機嫌のいい鷹狩の日に行ったのか?という
理由がわからなかったと思います。
そもそも太閤が秀吉を指すのも
ピンとこなかったかもしれません。
また、他の古文の文章で出てきたのは
『古今著聞集』が出典の問題で
宮古で宮仕えをしていた人の主人が
内裏に参る時の様子で
詰め所の前に馬や車がビッシリと立ち並んでいた
というような描写があり
これも大河ドラマのような世界観を想像すると
話の意味が取りやすかったと言っていました。
古典の苦手意識が減る!!
大河ドラマを見ると古文の成績が上がるよ!!
とは決して言えませんが( *´艸`)
当時の世界観を知ることで
日本史や古文に対する苦手意識は
減ったように感じています。
古文は、現代語とは異なる表現や
文法が多く含まれていますが
大河ドラマを通じて、
当時の話し方や生活様式に触れ
文章の意味が取りやすくなることは
大いに期待できそうです。
まだ単語や文法を理解できなくても、
大まかな内容をつかむことができたのだと思います。
大河ドラマを古文の勉強につなぐ
これまで書いてきたように
せっかく大河ドラマを長期的に見てきたおかげで
歴史や古文に対する苦手意識が減ってきているので
勉強につなげていきたいと思っています。
夏休みなどの長期休暇を使って
英単語勉強するように
古文単語や古文常識、現代文の語彙を
少し習得していきたい作戦。
⇩使用予定の教材たち⇩
また勉強が軌道に乗って来ましたら
取り組みの様子を綴っていきたいと思います。
親子で大河ドラマおススメです。
我が家は、YouTubeばかりで
テレビをあまり見ないのですが
大河ドラマだけは録画しておいて
時間のある時に親子で見ています。
大河ドラマはドラマとして楽しむだけでなく、
学習にも大いに役立つことが分かりました。
親子で一緒に楽しみながら、
歴史や古文の理解を深めていけたら
最高ですよね( *´艸`)
これからも、大河ドラマ鑑賞を続けていきます。
お読みくださりありがとうございました。
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