【社会の歴史で、「蘇我入鹿」、「空海」「藤原道長」などの、人物名が覚えられないです。歴史の人物名の定着も、直しノートですか?】
というご質問に
ブログ記事で返答してほしい
というリクエストを頂きましたので、
今回の記事を書かせていただきます。
はじめに
最初にお伝えしておきたいのですが、
私は教育者でも勉強が得意でもありません。
中学生2人と小学生の子どもの勉強を
サポートしている、普通の母親です。
ただ、いまどき塾にも通わず、
通信教育も利用せずに
高校受験に挑もうとしていること
自体が珍しいようです。
だからこそ、我が家のやり方が
どなたかのお役に立てることもあるかもしれない
と思い、数ある勉強法の中の一例として
家庭学習の様子を発信するようになりました。
ですので「こうしたらいいですよ」
というアドバイスではなく、
「我が家ではこうしていますよ」という
一例をご紹介します。
最終的に勉強するのはご本人ですから、
ご自分に合う方法を見つける
参考のひとつになれば嬉しいです。
歴史人物暗記には、直しノート使わない
ご質問に
「歴史人物の定着は直しノートですか?」
とありました。
直しノートは、あくまで
“間違えた問題をそのまま書き写すノート”として、
我が家ではずっと活用してきました。
ですので、
歴史人物の暗記にはあまり適さないかな、
というのが正直なところです。
もちろん、問題で歴史人物を間違えた場合には、
その人物の特徴などを
直しノートに書き込むのはOK。
我が家でもそうしています。
ただ、暗記そのものを目的にするときは、
基本的に直しノートは使っていません。
これに関連して、
「【まとめノート】と【直しノート】は全然違うよ!」
という話は、すでにお伝えしていますので、
ここでは省略しますね。
⇩詳しくはこちらの記事をお読みください⇩
暗記は【母さんメモ】を活用する

我が家では「直しノート」を作っています。
子どもが問題を解いて
間違えた問題だけを書き出し、
それを反復していくというシンプルな方法で
これまで成績を上げてきました。
ただ、子どもの採点を手伝ったり、
直しノートを作る中で
「暗記が定着していないな」
「これは絶対に覚えておくべき!」
と感じたものについては、
直しノートに書き加えるだけでは終わりません。

広告の裏や紙の切れ端など、なんでもいいので、
“メモ”としてサッと書いて残すようにしています。
歴史の人物名についても、
わざわざ人物だけをまとめたノートは
作っていません。
その代わりに取り入れているのが
この「母さんメモ」です。

このようなものメモを書いては日々
Instagramやthreadsに投稿しています
このメモについては後ほど詳しく
写真を交えながらお伝えしますね
歴史人物暗記法 4つ
わが家には暗記が非常に苦手な子もいますが、
歴史人物はそれほど苦労せずに覚えています。
その理由として、
次の4つを実践しているからだと思います。
- 母さんメモを貼る
- 大河ドラマを親子で観る
- 歴史漫画を読む
- YouTubeを活用する
それぞれ詳しくご紹介しますね。
【母さんメモ】の作り方

ご質問いただいた中で例として挙げられていた
「蘇我入鹿」「空海」「藤原道長」について、
母さんメモのサンプルを作ってみました。
私が作るので「母さんメモ」と呼びますが、
父さんメモでも、ばあちゃんメモでも、
じいちゃんメモでも、姉ちゃんメモでも
何でも構いません。呼び方は自由です。

暗記が必要だなと思ったら
その場ですぐ紙に人物の名前と
簡単な説明を書き、
トイレの壁やお風呂など
子どもの目に入りやすい場所に貼っておきます。
一日に何度も行くトイレの壁が一番お勧めです

読み仮名や時代も一緒に書いておくと
頭に残りやすいです。
覚えたら破棄してOK!
シンプルでスピード感のある方法です。
いつまでも貼りっぱなしにすると
景色になって慣れてしまい、
意味が薄れてしまいます。
数日で剥がされてしまうからこそ、
新しいメモが貼られると
「お?何だ?新作だ!」と
子どもが注目します。
忘れたらまた新しくメモを書けば大丈夫です。
トイレの壁に貼ることで
家族全員が目にするので、
自然に会話に出たりして
記憶が定着しやすいのもポイントです。
ちゃんと見てないと
自分だけ会話に乗り遅れますからね(笑)
大河ドラマを観る
大河ドラマは一年間放送されるので、
その時代の人物や背景が
映像から自然に頭に入ってきます。
言葉・食べ物・平民の服装など
その時代の当たり前が再現れていて
エンタメであり最高の教材ですね
録画して朝ごはんの時に観るなど、
家族で楽しみながら歴史を学べます。
ドラマに関連するムック本なども出るので、
いつの間にか推し活のような
勉強している感覚なく知識が増えていきます。
ドラマを見る中で、その時代の出来事や
人物の家系図などを繰り返し目にすることで、
暗記しようと思わなくても、
自然とその時代に詳しくなれます。
⇩大河ドラマの魅力はこちらでも⇩
歴史漫画を読む

我が家ではkadokawaの
「日本の歴史」「世界の歴史」を揃えています。
「日本の歴史」「世界の歴史」kadokawa

ふりがながついているので
小1の末っ子でも読んでいますし、
小学生はもちろん中学生・高校生にも
大学受験まで使える内容ですよ。
購入される方は、ほとんど
全巻セットで揃えられることが多いと思います。
長く使うものですので、ご購入の際は慎重に。
長く愛用できるものを選びましょう。

集英社とかほかの出版社からも出ています
絵のタッチが微妙に違いますし
子どもさんが好きなものを
書店で選ばれるのもいいと思います。
角川だったら毎年秋頃に角川祭りと言って
お得に購入できるキャンペーンもやりますので
興味のある方は調べてみてくださいね


小さい子にウケる歴史本

我が家のファースト歴史本はこちらでした。
最初は図書館で何度も借りていましたが、
人気シリーズということもあり、
順番通りに予約して借りるのが難しいため、
購入することにしました。
年長児・低学年の子には
ギャグ要素の強い「タイムワープ」シリーズ
おススメです( *´艸`)

中高生にウケる歴史本なら断然これ!

中高生には
「もし世界が1つのクラスだったら」シリーズ
かなりおすすめです。
もちろん大人が読んでも面白いし勉強になる!
漫画は楽しく読み進められるので
自然に知識が身につきます。
分厚い上下巻ですが漫画なのですぐ読めます


YouTubeを活用
ご質問者様のお家では、
YouTubeは一切見せていないとのこと。
ですが、今回は
「我が家で実践している方法」ということで、
他にも多くの方が見てくださっているので、
ブログでご紹介させてくださいね。
人物暗記の前に流れをインプット
いきなり人物の名前だけを暗記しても、
あまり意味がありません。
「何をした人なのか」
「なぜそのようなことをしたのか」
といった時代背景を知らないと、
覚えたことが繋がらないのです。
そのためには、
歴史全体を俯瞰できるような内容の
YouTubeが役立ちます。
例えば、これから紹介するような動画です。
⇩テンポ良し楽しい我が子が大好き⇩
⇩写真資料が豊富で記憶に残りやすい⇩
⇩芸人先生のシュールな間に中学生が沼る⇩
困ったときは歌おう!
上で紹介した動画を観ることで、
歴史全体の流れは自然と入ってきます。
1回じゃ当然無理ですよ!
何周か見てる間に流れが入ってきます
社会科全般にも言えることですが、
地理も歴史もその背景にあった出来事の
流れを理解していないと、
ただ暗記するだけになってしまい、
かなり大変です。
特に定期テストでは、
完全に覚える必要がありますよね。
そんなとき、我が家では
「歌」を使って覚える方法
を取り入れています。
困ったときは、
とにかく歌って覚えるのが
我が家のスタイル。
こちらもおすすめをご紹介しますね。
模試や入試に頻出の鎌倉六仏教は
⇩この歌で覚えました⇩
元禄文化と化政文化がごっちゃになった時は
⇩この歌に助けられました⇩
⇩中国王朝は3人ともこれで覚えましたし⇩
ボカロ好きな子にはこんなのもありますよ!
短時間で視聴できる動画は、
隙間時間にピッタリ。
定期テスト前や模試前に観ることで、
「動画で見た人物が試験に出て答えられた!」
ということも実際にありました。
無料で手軽に学べるのも魅力のひとつです。
まとめ
ご質問にあった「歴史人物の暗記」について、
わが家で実践している方法をご紹介しました。
暗記が苦手でも、工夫次第で
自然と頭に入ってくるものです。
ぜひ、ご家庭に合った方法を見つけてみてください。
時事問題の対策されていますか?
今日は歴史の勉強法、
主に暗記法についてお伝えしてきました。
一方で、近代・現代、そして時事問題については
どのように対策されていますか?
我が家では、入試によく出るとされる
朝日新聞をはじめ、中高生新聞や
小学生新聞も購読しています。
毎日新しいニュースが飛び込んでくるので、
読書の時間が取れない忙しい小中学生にも
おすすめです。
時々ご質問がありますが、
デジタル版の新聞は便利かもしれません。
ただし、
すでに新聞を読む習慣がある子には良い
と思いますが、
まだ習慣が付いていない子にはおすすめしません。
スマホやタブレットなどの媒体だと、
他のことに気を取られてしまい、
毎日読む習慣を続けにくいからです。
これから新聞を読む習慣をつけたい場合は、
最初は必ず紙の新聞が良いと思います。

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