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駿台模試は難しい?塾なし中3が高校受験公開テストを受けた結果

【高校受験】模試の勉強・成績 (第一子)
この記事は約13分で読めます。
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こんにちは。今回は

「駿台中学生テスト第2回高校受験公開テスト」

を自宅受験した体験談をまとめてみます。

駿台模試(高校受験公開テスト)は

難関私立を目指す中学生向けの大規模模試です。

今回は塾に通っていない中3の子どもが、

実際に自宅受験をした体験をまとめました。

受験の流れや提出方法、

成績の見方、偏差値など

受けてみなければわからなかった

リアルな感想を紹介します。

駿台模試の受検を考えている

ご家庭の参考になれば嬉しいです。

駿台模試を受けた理由

駿台模試は難関国私立志望の

首都圏を中心とした全国の中学生が

受験する模試で、受験者数は中3生で

6,000人を超える大規模模試です。


わが子は公立志望なので

「オーバースペックかな」と思い、

受検料もかかりますし

これまで受けていませんでした。

ですが、数学が得意なクラスメートが

個人塾でこの模試を受けていると聞き、

子どもが「どんな問題か見てみたい」

と興味を持ったため、今回申し込みました。

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自宅受験の大変さ

わが家の近くには会場がなかったので、

自宅受験を選択。
ただ、これがなかなか大変でした。

  • 小学1年生の下の子を静かにさせながら5教科分の試験時間を確保するのは本当に一苦労。
  • 解答用紙はアプリで撮影して送信する仕組みでしたが、送ったつもりが未提出になっており、締切前日に慌てて送り直すハプニングも。

正直、母は機械音痴なので

「もうやりたくない!」と思いました(笑)
でも子ども本人は模試を楽しんでいました。

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駿台模試の良かったところ

自宅受験でも

スピーディーに解答・解説が送付され、

早い段階で自己採点ができました。

成績発表までの間には、

駿台のサイト内にある 「もしプラス」という

シュミレーターを利用することができます。

自己採点の点数を入力すれば

予想偏差値が表示され、

さらに全国の高校名を入力すれば

志望校判定も確認できました。

正式な成績はネット公開され、

PDFでダウンロードすることも可能です。

(これは良いかどうかは人によりますね私はどちらかというと紙でほしい派です)

公開される答案には

子どもの答案用紙に(○△×) が記されており

記述問題の採点基準がわかり、

自己採点との差に気づける点は大きなメリットでした。

例えば、社会では漢字の間違いによる減点など、

自宅学習では見落としがちな

ミスを知ることができました。

国語の記述問題では、

いつも厳しめに採点しているのですが

自己採点より7点も増えていたのは意外でした。

受験料について

料金は以下のとおりでした。

  • 中3 駿台高校受験公開テスト
     3教科:6,400円
     5教科:6,700円
  • 中1(途中の回)
     3教科:5,700円

模試の料金ってやや高めの印象ですが、

成績データや答案の採点内容を踏まえると、

「受ける価値がある模試」 だと感じました。

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結果・所感

今回の結果は以下の通りでした。

  • 3教科偏差値:60.2
  • 5教科偏差値:62.2

駿台模試は受験層がかなりハイレベル。

塾なしで勉強しているわが子にとっては、

今回のような受験層の中で

偏差値50(真ん中)に入れれば御の字

と思っていました。ですので、

結果は予想以上で驚きでした。


同じく全国模試である

東進の「全国統一中学生テスト」も

難易度の高い模試ですが、

こちらはマークシート方式です。


一方で、駿台模試は記述式なので、

高校受験を見据えると

今回の記述模試はとても良い経験になった

と感じました。

今回の駿台模試に比べると、

地元大手の塾模試では

偏差値が10程度高め に出ます。


さらに、地域別の公立高校模試では、

その大手塾模試よりもさらに

5~10ほど高め に出ました。

そのため、高校受験の目安としては、

駿台模試の偏差値に+10程度して考えると、

より実態に近いのではないかと思いました。

ただし、模試ごとに偏差値は変動します。

これは当たり前ですが、母体となる

受験者集団の学力レベルが異なるからです。


つまり、偏差値はあくまでも

「この集団の中でおおよそどの位置にいるか」

を示す指標にすぎません。

ですので、「偏差値○○だから大丈夫!」

と一喜一憂することに意味はなく、

参考材料としてうまく活用するのが大切だ

と感じました。

⇩直近の全国統一中学生テスト⇩

全国統一中学生テストの申し込みが始まっていますね。

試験は10月末です。

受ける方は頑張りましょう!

公立高校向けの模試についての記事も

書こうかどうか検討中です。

書いた方が良いですか?

リクエストがあればまた書きますね。


書くことになったら

開催時期などは地域特定を防ぐため、

時差投稿 の形でご紹介する予定です。

英語

(黄色いマーカーはわが子の得点が平均に届かなかった単元に印をつけています)

どの模試を受けても感じるのは

英語は受験者全体のレベルが非常に高く、

毎回足を引っ張られます。

英検2級を取得していても、

駿台模試の長文問題は難しく、

まだまだ歯が立たない部分がありました。


やるべきことがたくさんあると感じ、

反省点も多かったですが、まずは

直しノートを繰り返し復習すること

が大切だと思いました。

独学で英検2級に合格するまでの話⇩

数学

数学はとても難しかったようですが、

単元ごとの得点グラフを見ると、

最初の計算問題は落とさずに

取れていたのが良かったです。

一方で課題はやはり図形問題で、

特に関数が絡む図形は難易度が高く、

他の模試でも苦戦している単元です。


問題でどの方法を使う問題なのか、

または組み合わせるのかなどを瞬時に判断し

これまでの経験と照らし合わせて

解法を導く力が求められますね!

本人もまだまだ力不足を感じています

数学でも 直しノートを作成 しました。
せっかく出会えた問題ですので、

同じような問題に出会ったときに

次はもっと爪痕を残せる(解ける)よう

直しノートを使った反復学習を怠らず

取り組むことが大切だと感じました。

⇩数学の直しノートの話⇩

国語

国語は平均点が70点超と高く、

国語が得意になってきたとはいえ

偏差値が伸びにくい…

他の模試であれば、

国語でこれくらい得点できていれば

偏差値はもっと高く出ます。


しかし、駿台模試を受ける子たちは、

主要3教科を本当に

しっかり鍛えているんですね。
国語が苦手な子がいないじゃん!

みんな力がある!と感じました。

⇩国語苦手を克服した裏側は⇩

理科

理科は数学より難しかった!

と子どもが話していました。そのため、

もっと悪い結果になるかと思いましたが、

成績を見ると平均点を下回った単元は1つ

ほかの子たちも難しかったことがうかがえます。

今回の模試は8月末に行われたもので、

理科・社会に力を入れている子は

まだ多くなかったのかもしれません。

これから理科・社会の成績を

伸ばしていく子が増えるでしょう。

今回のわが子の結果は、

理社で稼いだ部分もあるため、

油断はできません!

国語と英語をしっかり伸ばしていくことが必要です。

また、理科は数学の力が問われる単元も多く、

数学と理科はセットで考える必要がありますね。

数学もしっかり取り組まなくては…

と改めて感じました。

社会

子どもの中学校では、まだ一度も

公民の授業を受けていないんです!

(授業進度がおそすぎで泣ける…)

(入試に間に合うわけがないので自分でやるしかないです)

なので、

「どうやって戦うんだろう?」と思いました。
小6の学校の授業を思い出したり、

日々の過去問演習で得た知識を

組み合わせたりして、

なんとか乗り切ったようです(笑)

理科・社会は3教科に比べると

受験者が3分の1程度に減り、

公立志望組が受けている印象です。

わが子もそうですが、最近の私立高校では

五教科受験の学校が増えています。


ですので、

+300円で五教科が受けられるのであれば、

受けたほうがお得 に感じます。


だって、たった300円

理科と社会のこんなに良い問題を体験できる!

それを採点までしてもらえるんですよ(*´艸`)

志望校判定

志望校判定はすべて80%でA判定でした。

みん高ではこの偏差値では

とても入れない高校なので

やはりプラス10で考えればいいみたいですね

時事問題は大丈夫?

また別記事で詳しく書きたいのですが、

(時間にゆとりがなくついつい後回し…)

8月から赤本(過去問演習)を進めています。


問題を見ていると、

難関私立の問題で(教科問わず)、

「なぜこんな問題が出るのだろう?」

と疑問に思うことがあります。

調べてみると、

やはり朝日新聞に関連する記事が

過去に掲載されていたりして、

問題作成者は新聞を参考にしているのだな

と実感する日々です。

中3生が今から初めて新聞を読む

となると正直厳しいかもしれませんが、

まだ受験学年に余裕のある子は、

なるべく早く 新聞を読む習慣をつけること

が良いと、改めて感じています。

子どもがすすんで新聞を読むには

子どもが新聞を読むコツは、

費用はかかりますが、

無理に読ませようとしないこと です。


ただ新聞を置いておく。

読みなさいと言わず、

目につくところに置くだけでOKです。

また、親自身が楽しそうに

新聞を読んでいる姿を見せることも大切です。


「お金払ってるんだから読みなさいよ!」

なんて言ってはいけません( *´艸`)

新聞購読料は家賃のようなものです

家賃は、家で過ごす時間が短くても

払わなくてはいけません

新聞も子どもが読まなくても払うのです(笑)

ちなみに我が家で購読しているのは、

  • 朝日新聞
  • 毎日小学生新聞
  • 朝日中高生新聞

の3つです。

わが子は9年前から小学生新聞を読み始め、

朝日新聞は一面とスポーツ欄を読む程度ですが

過去問演習を進める中で

地域欄も読んでおいた方が良いな…

と強く感じるようになりました。

地域のこと(困りごとなど)を

知らないと答えられないような問題が、

難関私立高校の入試問題には

巧みに出題されているんですよね。

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まとめ

今回受験してみて思ったのは…

  • 公立志望には少しオーバースペックだが、問題や採点の質は非常に高い。
  • 偏差値をそのまま鵜呑みにするより「基準」として活用するのが良い。
  • 自宅受験は環境面や提出作業の大変さもあるので、親の負担はある!

ただ、塾なしで高校受験に挑戦する

ご家庭にとっては「ここまでできる」

という目安になると思います。

生きた情報は人が持っている

(⇧タップで私のInstagramに飛びます。 ブログのご感想やご質問等、何かありましたらInstagramのDMにいただけると助かります)

私自身、SNSやブログで

情報発信をしていると、

いただくDMは中学生や小学生の

お子さんを持つ保護者の方が多いです。


その中には、

お子様が塾なしでトップ校に合格された

先輩ママさんから体験談や

アドバイスをいただけることも多く、

本当にありがたく思っています♡

やはり生きた情報は人が持っているのだなあ

と実感する毎日です。

先輩ママさん方からは

教えていただくことばかりで、

私から直接恩返しをすることはできません。


けれども、私にできるのは、

教えていただいたこと

(お伝えできる範囲で)や、

自分自身が体験したことの中で

渦中にいるからこそ気がついた

「知っておいた方が役立つだろうな」

と思うことをシェアすること。

そうすることで、

これから高校受験に挑戦する

中学生やそのご家族へ 恩送り

できるのではないかと考えています。

今回の体験もまた、

(塾なしでもこんな勉強法でこのぐらいの成績が取れるんだ!など)

これから受験を迎えるご家庭の

参考になれば嬉しいです。

定期テスト実力テスト

公立高校模試などで予定が詰まっており

当面は駿台模試はお休みする予定ですが、

高校生になったらまた挑戦するでしょう。

お読みいただきありがとうございました。

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