塾に通わず高校受験を目指しています
中2の我が子は漢検・英検・数検などの外部試験や
外部模試を受けることが好きなのもあり
中1の頃からたくさん試験を受けてきました。
この記事で書くのは模試を受けた後の話
私が作っている模試なおしノートの話を
今日は写真を交えながらしてみたいと思います。
塾なしでも模試を受けたほうがいいと思う理由
我が家は塾なしなので、中学生の中でも
かなりのんびりと過ごしている方だと思います。
それでも模試は定期的に受けた方が良いと思います
きっかけは子どもが興味を持ったことでしたが
外部模試を受けるようになると
成績表から子どもの苦手が手に取るように分かり
公立中学校では勉強が出来る方だと思っていても
全国模試の結果から
自分より成績のいい子がたくさんいる!
という現実を知ることができるので
自分の通っている中学だけの狭い世界ではなく
視野が広がると思うからです。
模試を受けている瞬間に賢くなるらしい
これは全国統一小学生テストの保護者会で
お話されていたことだったと思うんですが
子どもって、模試を受けている瞬間に
すごく学力が伸びるらしいです!!
模試って、結構難しい問題が多いですけど
緊張感がある教室の中でその問題と対峙して
なんとか答えを出そうと絞りだす
自分の限界を超えようと努力する
その瞬間こそが学力が伸びる時だ!!
と言うようなことをおっしゃっていました。
確かにそれはあるかもしれません
日頃、家庭学習をしていると
なかなか緊張感というものはありませんので
貴重な機会だなあと思います。
成績表が子どものモチベーションになる
これは成績が良かった場合に限りますね(笑)
子どもはいつだって
前回の自分の成績を少しでも越えたい!!
と思って模試を受けますから
勉強した成果が出せた時は満足そうですし
逆にしょうもないミスで大きく下がった時には
悔しそうな表情も見えます。
まだまだ中学生なので成績表に書かれた偏差値や
志望校判定のアルファベットに一喜一憂しますが
そういうのも子どもが通う公立中学では
定期テストの公式の順位が出ませんので
勉強の自分の頑張りでは
どのくらいの位置に居られるのか?
みたいなものが全く見えづらく
定期テストはモチベーションにならないのですが
模試だと数字で現れてくるので
好きな子は好きかもしれませんね
逆に苦手な子はしんどいかもしれませんね・・・
定期テストは学校によりレベルにばらつきがある
公立中学校ってたとえ同じ市内でも
学校により学力レベルにばらつきがあるようですね
学校によって使用する学校ワークのレベル
(3段階?)も違ったりするみたいですし
うちの子が使用している学校ワークの
難易度が上・中・下のどれかもわかりません。
定期テストはその学校のその学年で
各教科、平均点が60点になることを目指して
先生方が定期テストを作成されていますので
当然、学校により定期テストの難易度は違いますし
たとえば我が子が定期テストで480点を取ったとしても
ほかの中学では450点ぐらいの価値かもしれません
定期テストはあくまで基礎内容の定着の確認と
内申点をしっかり取るための材料かな?
と私は感じております( *´艸`)
⇩定期テスト・評定の話など⇩
全国模試と地元塾の模試での立ち位置を知っておく
わが子は全国統一中学生テストを年2回と
地元塾の模試を時々利用しています。
地元塾の模試にたまにお邪魔することで
志望校の合格にどれぐらいの可能性があるのか
この地域で何位にいれば、あまり心配せずに
高校受験を迎えるられるだろうか?
という予測が立てられます。
友達に通っている子が多いようなので
話が盛り上がるという理由で
子どもは受けたがりますし
私も地元の塾の授業進度を知る貴重な機会です
しかし難易度的には全国模試よりも易しいので
偏差値も高く出やすく、
子どもが変に安心してしまっても危険なので
年2回の全国統一中学生テストは
我が家にはとって大事な機会です
このテストには数学の(解けっこないような)
難問に出会えるので子どが楽しみにしていますし
自分よりも成績のいい子たちが
こんなにたくさんいるんだと思い知らされるので
調子に乗らなくて済みます(笑)
大学受験の時はこんなにたくさんの
賢い同級生と戦うんだぞ!というのを
(そもそも優秀層は飛び級受験していますが)
少しは今から経験できるので
全国での立ち位置を知っておくことも
たまには大事だと思います
⇩塾なし中学生の模試結果など⇩
模試お直しノートの重要性
試験を受けている間に賢くなって
成績表で一喜一憂する模試ですが
受けっぱなしでは非常にもったいないです
お直しが何よりも大事です!!
模試で8割取れたとして
残りの2割をそのままにしておいたら
次回たとえ全く同じ問題が出たとして
同じように解けないまま・・・
それって受けてる意味ないですよね?
せっかく受けた模試。お直しをしなければ
受けた価値(受験料も)を半分捨てているようなもの
子どもが外で戦ってきた模試の問題用紙と解答解説は
何よりも我が子の現状を分析する上で
一番重要な材料であり宝物です
待っていても子どもは見直しをしません
皆様のお子様は模試から帰宅後、
もしくは数日以内に自ら模試の直しをしますか?
絶対しないですよね?
言われなくても自ら模試の直しをするような
優秀なお子様をお持ちの保護者の方は
このブログを読んでおられないと思うので
このまま進めますね(笑)
中学生それ絶対しないと思います
我が子も絶対やりません!!
だってめんどくさいですから( *´艸`)
模試の見直しを諦めるかそれとも
そこで道は二つあると思います
一つは、自分でしなさい!と声を掛けて
そう簡単にはやらないわけですよ
だから結局、放置することになります
うちも中1の頃は私に余裕がなくて
模試の直しなんて自分でさせなきゃいけないのに
全然やらないじゃん!って
何度もこのグダグダに悩まされていました
模試で間違えた問題は間違えたまま
わからないまま、できるようにならないまま放置です
もう一つは、保護者が見直しノートを作ります
はい。わかりますよ?言いたいことは
過保護でしょ?
そう思う方はこの辺で回れ右をお勧めします。
ここからは過保護な記事を書きますよ
興味のある方だけ読んでください
過保護だと言う人には
勝手に言わせておけばいいんです
(その人たち何も責任とってくれませんよ?)
我が子を見捨てないで付き合ってやれるのは
結局、保護者だけなんですよね
子どもを可愛いと思えるから
こんなめんどくさいことができるんです(笑)
他人の子だったら絶対できません!
だって大人だってめんどくさいですから
特に模試の直しが多い教科なんかは
本当に面倒くさい!時間もかかります
だけどこの先も読んでみようと思う方は
次から詳しく書きますね( *´艸`)
誰が作るか。母が作る!
模試でも検定でもお直しは必須です
なぜ子どもにやらせるのは諦めたかというと
子どもは面倒くさそうに嫌々やるからです
気持ちが入ってない勉強なんて学びではありません
つまりやっても意味がないのです
意味のないことことをする時間は無駄なので
忙しくて常に時間のない中学生
自分が好きで頑張れる趣味や勉強に時間を使った方が
よほど身になるのではないかと思います
じゃあ誰が作るのか?保護者です
我が家の場合は私が作っています
お直しノートの作り方は簡単で
模試の採点をして間違えた問題だけを集めます
模試を繰り返して解かないんであれば
そのまま間違えた問題を切り取って
ノートに貼ってしまったらいいと思います
お直しノートの作り方
我が子は活字よりも手書きの方が読む気になる
と言うのでさらにめんどくさいですが
なるべく手書きにこだわっています。
私がやるのは英・数・理・社の四教科です
国語について
国語は現代文とか古文とかの内容を振り返るよりは
どんどん新しい読解問題に出会わせる
ということを我がやではやっているので
古文の文法と漢字、語彙の問題だけは
間違えていた時にはどこかに書き出して
壁に貼っておいたりお風呂に貼ったりして
放置はせず目につくようにはしています
⇩難しくないウチの子が好きな読解ドリル⇩
英語について
英語は長文で間違えているところは
本人に見るよう言ってもいい加減にしか見ないので
顔面までもっていって、無理矢理見せて
一応解決ということにして( ´艸`)
それ以外の並べ替え問題とか熟語
三単現のSや時制間違いなどもノートに写して
オレンジペンで答えや解説を記入しています
また我が子は発音問題が苦手なので
全ての発音記号を書いて毎回発音させています
ルーズリーフ1枚ペラっと見れば
間違え全てを網羅できる状態を作っています
数学について
数学で間違えた問題はすべてノートに写し
途中式を省略せずにオレンジペンで記入して
一回目はオレンジの部分を見せて流れを確認させ
繰り返すうちに赤シートで隠しながら
全て再現できるまでもっていきます
⇩赤シートで消えるレッドオレンジペン⇩
社会について
社会はグラフ問題や地図問題など
資料から読み取るような問題がよく出題されます
教科書や資料集に出てくるグラフ・写真
資料などをしっかり見ておかないと
模試で高得点をとるのが難しい教科なので
面倒ですが地図やグラフをノートに写したり
完全に再現するのが難しいようなグラフなどは
コピーをとって解答解説を書き込んで
工業などのグラフだったら何が決め手で
どの国の輸出を表すかがわかったのかとか
必ず決め手になるキーワードが
パッと見てわかるような状態を目指して作っています
模試の問題などを見ていると案外繰り返し
同じような資料が出題されていたりするので
社会はコピーしたり関連の資料を貼ったりなどして
ノート作りに力をいれています。
模試なので適切なものを選べとか
適切でないものを選べとか
二つ選ぶところで一つしか答えなかったりなど
ミスが起こるので
そういう間違いをしたところには
問題文にも印をつけて注意を引いています
理科について
物理・化学分野なんかは計算が伴うことが多いです
数学同様、途中式を省略せずに解説をそのまま写し
なぜ間違えたのか、なぜこの答えになるのかを
明らかに分かる状態のノートを作っています
作って満足は意味なし。繰り返すことが大事
こんなかなりめんどくさい作業を経て
我が子専用の必勝ノートを作っていくわけですが
このノートを作って満足してしまったら
何の意味もないんですよね。
だからお子さんが作って満足しちゃうタイプなら
お子さんに作らせずに
保護者が作ってしまっていいと思います。
子ども自身にやらせなきゃいけない!
にこだわり過ぎるとしんどいです
それよりも子どもが一番やらなきゃいけないのは
このノートがボロボロになるまで
完璧に再現できるまで繰り返すことです
1回や2回では絶対にできません
自分が一度でも間違えた問題だけのノートですから
繰り返すことで残りの2割を取りにいく!
そんな意識が大事だと思います
一生懸命受けた模試を味わい尽くすなら
毎回ここまでできるのが理想だなと思いますが
なんせ面倒くさいので(笑)
毎回丁寧にはできませんし
来年から中学生が2人になると思うとゾッとします
しかし、苦手をそのまましないということは
高校受験の勉強にも繋がっていると考えますので
めんどくさいことも無駄ではないのかなと思います
さて、この記事で私は「めんどくさい」
と何回言ったでしょうか( *´艸`)
毎日がめんどくさいの連続ですけれど
どうせやるならいい点とれる方が楽しいですからね
お直しノートを大人がつくって
勉強ってこうやってするんやで!
って見せ続ければ、
いつかはやるようになるのではないでしょうか
親が勉強に関われるのも
せいぜい中学生までかなぁと思うので。
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