勉強が苦手で通級に通う
小3姪っ子の学習サポートも、今回で13回目。
時こくと時計の学習に取り組んだ彼女は、
⇩前回、涙を流すほど理解できず苦しみました⇩
少しでも負担を減らし、
楽しく学べる方法はないものか?
以前、ブロ友さんに教えていただいた
無料プリント教材「すらすらプリント」に
取り組んでみることにしました。
他にも、工夫の計算でご機嫌斜めになったり
割り算の理解に苦戦したり
今回も内容の濃い時間となりました。
3年生の【時こくと時計】の理解の難しさ
前回の学習で【時こくと時計】に取り組んだ際、
姪っ子が涙を見せるほど苦しんでいました。
その姿を見て、やり方を変えければ!と感じました。
そこで、彼女の負担を減らしつつ、
少しでも楽しく学べる方法を探してみました。
市販ドリルは購入に至らず
書店で【時こくと時計】のドリルを見たところ
問題数が多かったり内容が難しそうだったりで
今回は購入を見送りました。
まだ市販の問題集に取り組むには早い!
と判断したからです。
これやらせたらまた絶対泣く!と・・・
スモールステップな無料プリントとの出会い
そんなとき、教育に詳しいブロ友さんが
「すらすらプリント」を紹介してくれました。
通称「すらぷり」では、
発達障害・学習障害(ディスレクシア)・
ADHD・ADD(注意欠陥)をお持ちの小・中学生さんも
取り組みやすいユニバーサルデザインな算数の
無料教材プリントを提供されています。
姪っ子に合った教材を見つけることができるかも!
と感じ、早速チェックしてみることにしました。
3年生の時こくと時計の単元だけでも
非常に多くのプリントがあり驚きました!!
このプリントの特徴は
スモールステップなので
ワーキングメモリーの低い子でも
取り組みやすいということです。
「すらすらプリント」視覚的にわかりやすい工夫
※本当はフルカラーのプリントなのですが印刷代をケチったため白黒にて失礼いたします。
「すらぷり」のプリントで姪っ子と学習する中で
彼女にもこのスモールステップが
非常に合っていると感じました。
このプリントでは、
答えるべき時間の部分に薄く色がつけられており
視覚的にも非常にわかりやすくなっています。
姪っ子は「5・10・15・20、20分だ!」と、
スムーズに答えを導き出すことができました。
問題数が多くないのでやる気が続く
このプリントが彼女に受け入れられたのは
問題数が多すぎない点も大きいです。
最後まで涙を見せることなく、
学習に取り組む姿を見て、安心しました。
これからしばらくは、
この「すらぷり」のプリントを使いながら、
毎日少しずつ時計に触れる機会を持たせ、
無理なく学習を進めていこうと思います。
時間とお金の計算をできるように育てたい
日常生活の中で、
時間やお金の計算は欠かせないスキルです。
そのため、この2つの分野はしっかりと
身につけさせたいという思いがあります。
姪っ子が時計の読み方で涙を見せたとき、
どうすればいいのかと悩みましたが、
「すらぷり」のプリントを使った学習で、
少し希望が湧きました。
市販のドリルが難しくて
取り組みが難しいお子さんにも、この「すらぷり」が
力強い味方になってくれるかもしれません。
興味がある方は、チェックしてみてください。
お子さんの学年やつまづきやすい単元に合わせた
プリントが豊富に揃っているので、
苦手分野の克服に役立つ教材が見つかりますように。
発達障害対応の無料学習プリント教材| すらぷり (surapuri.jp)
筆算得意でも暗算は苦手
姪っ子は、この夏の頑張りで
筆算が得意になりつつある一方で、
暗算に対して強い苦手意識を持っています。
教科書のやり方じゃない方で
暗算で解きましょうという問題では
教科書に載っているやり方では、
どうしても納得がいかない様子でした。
そこで、別の方法を教えてみることにしました。
例えば、52+29を暗算する場合、
まず一の位の2と9を足した11をメモしておきます。
(姪っ子の場合はワーキングメモリが低いので
メモをしないと覚えておくことができません)
11とメモした時点で一の位は1に決定だから
まず解答欄に1と書かせます。
それから11の十の位の1に丸をつけて、
52の5に丸をつける。29の2に丸をつけて、
丸を付けた十の位を忘れずに全てたすんだよ!
というやり方。
姪っ子も「これならできる!」と納得しました。
しかし、これは暗算というよりも、
テクニックを駆使して筆算以外の方法で
解決しているだけですね。
今の彼女にはこの方法でしか
乗り越えるのは難しく感じました。
工夫の計算での苦戦、理解の難しさに涙と怒り
また、320+99の計算を簡単にするために、
99に1を足して100にして出した答え420から1を引く
という方法を教えたところ、
その意味をなかなか理解できないようでした。
数問解くうちに、彼女の表情はどんどん曇り、
「コレ全然面白くない」「ムカつく!」と
不機嫌さが増していきました。
一番の問題は、420-1つまり
420より1つ小さい数が419である
ということがわからないところにあります。
大きい数の感覚が全く無いのです。
420-1をするにも筆算をしなければ
答えを出すことができません。
これでは問題が複雑化した時にまるで戦えない、
時間内に解き切れないことが考えられます。
引き算の場合は、
計算を簡単にするために足しておいたぶん
多く引いてしまっていることになるので、
出た答えにそれを足すだけなので、
計算自体は簡単ではあったのですが、
やっぱりそれをする意味がわからない伝わらない。
とうとう姪っ子が怒り出しました。
あきらかにキレてます(; ・`д・´)
引き算は簡単でも理解は難しい
割り算に入ると8÷2を教えようとして
「わからない」と言うので、〇を8個書いて
「これを2人分に分けて」と声かけをしたところ
2つずつ囲おうとしたかと思えば
1つずつ8個に分けてしまいました。
やっぱり意味の理解が難しいと感じました。
かけ算九九は暗記をすることで
単純な計算はできるようになっても
理解まではいきません。
計算だけでなく意味を理解する必要が出てくるのが
3年生なんですね九歳の壁というやつですか?
小学校3年生。学習内容が一気に高度になりますね。
「割り算」や「分数」などの概念が導入され、
理解がどんどん難しくなる・・・
どうやったらこの壁を乗り越えられるんでしょうかね・・・
九九には出てこない割り算
九九に出てくる割り算については
一問ずつ九九ソングを一緒に歌うことで
九九表を見なくても答えを出せるようになりました。
九九には出てこない割り算について。
これは39÷3なら39を30と9に分けて、
30を10で割るから10,9を3で割るから3。
この二つをたすから答えは13!と理解がスムーズでした。
【はじめての論理国語小1】
最後に、論理国語の学習にも挑戦しました。
今回は、文と文のつながりについて学びました。
文と文のつながり
今回取り組んだのは、二つの文があって
その文の関係を答えるというやつです。
例えば「先生が面白い話をしてくれました」と
「みんなが笑いました」という二つの文が
どのような関係であるか。
前のことと、後のことが反対になっていたら赤い【⇔】
前のことが起きたために後のことがおきたら青い【←】
前のことと同じことを言っているんだったら緑の【=】
のマークを選んでもらう。という問題です。
これはやはり自力では難しかったようです。
解説すれば「あ、そういうこと!」と理解するのですが
5歳の我が子が先に正解を言ってしまい、
姪っ子は「早く言えば勝ちとかないからね!」
と不満を漏らしていました。
年下の勉強を手伝ってくれました
その後、二人は仲直りし、
姪っ子が5歳の本文の読み上げを手伝ってくれ、
協力して学習を進めてくれました。
お姉さんとしての威厳を守りつつ、
年下と協力し合って学ぶ姿を見ることができ、
少し安心しました。
本来なら姪っ子一人だけに個別で
丁寧に教えてあげたいのですが
同時に見る子どもが多いので
それも難しいのが現状です。
姪っ子の未来を見据えて
学習サポートを通じて、
姪っ子の理解力や集中力には
まだ課題が多いことを実感しています。
小学校の授業・通級に期待するのは難しい
小3姪っ子のつまづき状況を見る限り
通常学級の一斉の授業では
理解することは到底難しい状態です。
非常に気が散りやすいので、例えば教室で
後ろの席だと入ってくる余計な情報が多すぎて
授業の半分も入ってこないんだと思います。
2学期からは1番前の席にしてもらうなど
相談する方がいいかもしれません。
通級に通ってはいますが状況を聞いていると
2週間に1回たった45分間
担当の先生と関わるという内容らしく
その頻度では学力アップの効果は
ほとんど期待できないと思っています。
これは公立小学校や通級に対する
不満や批判を意図したものではありません。
現在、姪っ子を取り囲む状況が
そのような状態であるということです。
学習についていけない子どもたちというのは
一定数いると思うんですけど
どうやって支えていけばいいんでしょうね
私も勉強不足なのでリサーチを続けます。
お読みいただきありがとうございました。
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