前回に引き続き、就学前の5歳児の
自宅での取り組みについて書きます。
前回は、読み書きや九九の練習など
小学校入学を意識した
お勉強チックな内容が中心でした。
この記事では、絵本の読み聞かせや、
自分で好んで読む本、好きな図鑑
ゲームのマインクラフトの話や
英語学習について思うことにも触れています。
盛りだくさんな内容ですが、
ご興味のある方は、ぜひお読みくださいね。
⇩前回の記事、就学前の夏休み【前編】はこちらです⇩
3歳で絵本1万冊を目指して
私、佐藤ママが大好きで著書はほとんど読みました。
末っ子が生まれて3人の子育てに慣れてきた頃
⇩こちらの本を読みました⇩
3歳までに絵本1万冊!!と耳にしていたものの
上の子たちの頃は、とても実行できませんでした。
末っ子が生まれてからは
赤ちゃんの頃から毎日欠かさず絵本を読み、
3歳前には1万冊を達成していたと思います。
3歳から始めた童謡
この本がきっかけで、絵本1万冊に加え
童謡を歌うことも良いと知り、
3歳からはくもんの童謡カードを購入し
親子で歌う生活を始めました。
⇩我が家ではこちらを購入し使用していました⇩
⇧この童謡カードは1集から3集まであり、
それぞれに30曲分の絵カードとCDが入っています。
3集まで歌うと、合計で90曲をマスターすることに。
新しいことを一気に始めるのは大変なので、
まずは1集の30曲が完璧に歌えてから、
2集、3集と買い足しました。
童謡なので、大人ならほとんどの曲が
耳にしたことのあるものですが、
中には全く聞いたことのない歌もありました。
そういった曲は、CDを聞きながら練習しました。
使い慣れない言葉を学ぶ良い機会にもなりました。
童謡90曲を歌えることによって得る
語彙力というのは結構すごいのではと思います。
小さい子とおうちで過ごす時間がある方には
ぜひ、お勧めしたい遊びです( *´艸`)
⇩くもんのもっと歌が入ってるシリーズあります⇩
読み聞かせは、かいけつゾロリ?!
0歳児から絵本の読み聞かせを始めました。
絵本1万冊を達成した頃からは
図書館で借りる絵本を
子ども自身に選ばせることも多くなり
3歳児(4歳)になると子ども自ら
「かいけつゾロリ」を選んでくるので
毎晩読むようになりました。あれから2年。
現在もかいけつゾロリの読み聞かせを続けており、
いつの間にか74巻全て揃っています。
毎晩、違う巻を読んでほしがるので
図書館通いではとても追い付かず
(人気シリーズでタイミングよく借りられない)
中古ショップなども利用し全巻揃えました。
これらをランダムに読み聞かせるので、
どのタイトルを言われても
あらすじをスラスラ話せるほど
親子で詳しくなりました(._.)
繰り返し読むことで言葉を覚えます。
☑みょうちきりん
☑くものこをちらすように
を我が子はゾロリから学びました( *´艸`)
もっと学びにつながる絵本を読むべきだ
という意見もあるかもしれませんが、
読書の時間は楽しい時間であってほしい
と思っています。
そこで我が家では、子どもが読んでほしがる本を
繰り返し読む生活を続けています。
5歳児。自分読みには図鑑が好き!!
日中には、自分で読む本として
図鑑をよく読んでいます。暇つぶしかな?
上の子たちの時代から集めているものもあり
ボロボロな図鑑も多いのですが
興味のあるページに付箋を貼って教えてくれたり
真剣に写真を見つめる姿は尊いです( *´艸`)
数字に強くなるかなと購入した算数図鑑は
楽しい仕掛けがいっぱいで繰り返し遊ぶので
同シリーズの図形図鑑も購入しました。
紙の本だけれど立体的に組み上がる仕掛けが面白い。
遊びながら図形の立体感覚を養うのに
とてもいいなと思ったシリーズです。
最近の図鑑は写真が大きくてクッキリ
大人も子どもも楽しめますね。
クイズブックなどのポケットサイズのものは、
お出かけ先の車内や電車で
病院の待ち時間にも重宝しますね。
⇩図鑑とクイズブックが同シリーズから出ています⇩
まちがいさがしは好き嫌いが別れますよね?
間違い探しは好き嫌いが別れると思います!!
小学生の子と幼稚園児の子は好きですが
中学生の子どもは大嫌いでした(笑)
⇩その理由はコチラの記事で⇩
間違い探しが負担ではないお子様なら
じっくり見つめて間違いを探す作業は
注意力や集中力が磨かれるのだと思います。
算数が本格化してくると図形問題に出会いますが
ここで注意深く辛抱強く見る力が磨かれていると
大きなアドバンテージになるのではないでしょうか。
まちがい探しが大嫌いだった中学生の子は
現在も図形問題に苦戦しています( ノД`)…
幼児ですがゲームもしています
幼児教育をされている家庭では、
ゲーム禁止が一般的かもしれませんが、
我が家ではゲームを許可しています。
ゲーム機が我が家に来たのは、
1番上の子どもがが10歳の誕生日でした。
その時、末っ子はまだ2歳でした。
小学4年生まではゲームのない生活を続けましたが
公立小学校に通う我が子の周りでは、
ゲーム機がない家は非常に珍しい状態でした。
当時、子どもたちの多くが
ゲームの話しかできないように感じました。
ゲーム機を導入したことで、
共通の話題を通じて、話せる子が増え
新しい友達が増えたこともありました。
中学生になった今、
ゲーム機で遊ぶ子どもはほとんどいないようです。
中学生は勉強や塾、部活動で忙しく、
スマホの方が魅力的だからでしょうか。
ゲームもスマホでプレイする子が多いようです。
ゲーム機を導入する前は、
ゲーム依存になるのではないかと心配しました。
しかし、ルールを厳格に決めておけば
問題は起こりませんでした。我が家では、
YouTubeや、ゲームをする自由時間は
勉強や読書の報酬として与えられるため
ゲーム時間が無制限に続くことはありません。
⇩我が家のスマホ・ゲーム・YouTubeルール⇩
ひらがなもカタカナもマイクラで覚えました。
小さいころからゲーム機が身近にあった末っ子は
3歳ごろには兄弟たちの影響でマイクラを始めました。
ひらがながうまく書けない頃から、
マイクラ本を参照して英語のコマンド入力を私に指示
そのうちに自力でやるようになりました。
マイクラで建築をさせたら、
立派な家をいとも簡単に作り上げます。
「5×5でつくっていこうかな~」とか
「1チャンクは16×16マスだから~」とか
「1スタックは64個だから、
何スタックあれば足りるかな~?」とかね
幼児があれこれ考えながら作っているようです(笑)
また、マイクラは3次元なので
常にX座標、Y座標、Z座標を意識していますし
母には全然意味がわからないところで
空間センスが育っているようにも感じます(笑)
マイクラでは動物などにネームタグを付ける際、
名前を決めて入力することができるのですが、
そのときに我が子がひらがなを
すでに覚えていることに気づきました(笑)
マイクラはカタカナが多く使われているため、
遊んでいるうちにカタカナも全て読めるように。
さらに、木材や鉱石など多くの資材が登場し、
その漢字もマイクラに出てくるものは
自然と読み書きできるようになっていました。
漢字交じりの攻略本も読んでいるので驚きです。
何かを好きというエネルギーは本当にすごいですね。
コマンドを操り、複雑なギミックも
末っ子は5歳になってもマインクラフトに夢中です。
マイクラ本やマイクラ実況者の動画を見て研究し、
似た装置を作ってみたり、
オリジナルの仕掛けを試してみたりしています。
上の写真は(私はよくわかりませんが)回路を調節して
時間差で花火が打ち上がる装置を作ったものです。
失敗しても何度も試して、
イメージに近づくよう調整していました。
どうせならPCを買い与えて、
本格的にマインクラフトを学ばせたいですが、
ゲーミングパソコンは高価なんですよね。
マイクラきっかけで鉱物にハマる
文字だけでなく鉱物もマイクラで覚えました。
そうなると本物への興味が出てくるので
図鑑を買うと大喜びで眺めては
細かいうんちく話をしてくれます(笑)
マイクラには様々なバイオームがあり、
湿地帯や雪深い地域、砂漠など、
世界の多様な気候を体験することができます。
その中でも我が子が特に興味を持ったのは
砂漠にあるピラミッドでした。
マイクラのピラミッドにはお宝が隠されていますが
実際のピラミッドも存在するのか、
本物のピラミッドの中はどんな風になっているのか
といった疑問が湧いてきたようなので
⇩こちらの動画を親子で視聴しました⇩
マイクラのきっかけがなければ、
本物のピラミッドの中を紹介する映像を
探して見ることはなかったと思います。
とても興味深く面白かったですし、
新しい興味が広がったことに喜びを感じました。
マイクラで図形問題が得意に?!
小さいころからマイクラをやっていた末っ子だけ
図形問題が明らかに得意で、
悩むことなくあっという間に解いてしまいます。
これは、マイクラで常にブロックを無意識に
数えて組み上げているからでしょうか。
見えないブロックまでも存在を把握しているのは
自分で建築しているからではないかと思います。
親子でファンになる?マイクラ実況さんたち
子どもがマイクラ実況者さんのYouTubeを見るので
一緒に観ていたら私まですっかりファンに( *´艸`)
なぜかマイクラ実況さんで
登録者数が表に多く人気が出ている方は
頭のいい方が多いので、
話し方が論理的でわかりやすかったり
子どもにも安心して見せられる言葉遣いです。
(逆に大人気の方たち以外の動画は子どもに聞かせたくない言葉や叫び声が激しいチャンネルもあるので何もかも自由に見せるのは危険だと感じます。)
これらのチャンネルは安心して見せています。
⇩この本はゲーム機いらず。
ページをあちこち行き来して遊ぶゲームブックです。
動画に出てくるセキュリティハウスの作り方や
コマンドの打ち方を解説してくれています。
ドズル社のコチラの動画はJAXAと
共同開発したワールドで宇宙を学べる楽しい動画でした。
タツナミ先生と言うのは東大教授だそうです。
マイクラ好き、宇宙好きの子におススメです。
幼児期は日本語が優先。英語はちょっとだけ?
我が家の幼児期の英語教育はゆるいです。
ほとんどやっていません。
使用教材は、上の写真に写っている本くらい。
子どもが自ら手に取って読む絵本はコチラ⇩
この本はカタカナを読むと勝手に
ネイティブな発音ができちゃう画期的な絵本で
イラストがおもしろく文字も大きめなので
子どものお気に入りです。
教えてもないのに幼児の発音がやたら良いと
ただただ面白いのです( *´艸`)
フォニックスの本は子どもが暇そうで
私の気が向いたときにお膝の上で歌うように。
お勉強と言うよりは遊び感覚ですね。
ORT(オックスフォードリーディングツリー)は
イギリスの小学校で使用されている国語の教科書だそうで
1冊が薄いので短時間で取り組みやすいです。
マイヤペンというペンで音声読み上げてくれますし
最近ではスマホで音声を流したりしています。
中学英語の教科書では見ない表現もありますので
より自然な英語が耳にできるのが良いですね。
ただあまり真面目には出来ていません。
寝かしつけの本の一冊という感じで( *´艸`)
幼児の英語教育に積極的でない理由
私が幼児の英語教育に
あまり積極的になれないのには理由があります。
昔、乳児検診の時に発達を見ていた担当の方から
「早くから習い事をさせると、教えられるのが
当たり前になり、自分で考えなくなる」と言いました。
特に、習い事で英語などを
乳児期から学ばせる家庭もありますが
その方は「英語よりもまず日本語!日本語がしっかり
理解できていないのに英語もさせてしまうと、
どちらも中途半端になってしまう」と言いました。
この話は、たまたまお話した方の一意見である
と理解していますが、「日本語が先」
という考え方には私も同意しています。
そのため、あまり英語に力を入れていません。
必要になれば大きくなってから本人が
必要だと感じて頑張ると思うので、
乳幼児期はあくまで英語を話させるのではなく
たくさん聴かせる程度でいいのかなと思っています。
音読れんしゅう
我が家では英語教育よりも
日本語の音読を重視しています。
上の子たちが低学年の頃は家庭学習もしておらず
学校の宿題だけでは暇なので
宿題の国語の教科書の音読を何度もしたり
算数の宿題は計算カードの足し算引き算を
指定回数以上に繰り返していました。
家庭学習を開始するのが遅かったにもかかわらず
好成績を保てているのは
基礎を徹底反復したこの時期の影響かもしれません。
上の子たちが高学年になってから
⇩この本で1年以上続けた音読習慣⇩には
語彙力がつくだけでなく、速読力
頭の回転が速くなるなど学力向上を感じました。
年長の子が小学生になったら挑戦したいと思います。
親子で読み終わる時間を競うのです( *´艸`)
それにならって年長の子どもとは時々
⇩これらのドリルを使って音読遊びをしています⇩
1分速音読とは違い、ひらがななので
就学前のお子様でも取り組みやすいです。
幼児でも新聞を読んでいる?!
我が家では、毎日届く小学生用の新聞を
トイレに設置しています。
主に読み込むのは中学生の子どもですが
気になる記事があれば小6の子も読みますし
未就学児の5歳の子でも、
興味があるイラストや写真が目に入ると、
自然と読んでいるようで
私にその日の記事を教えてくれます。
マイクラという1つのゲームで
興味が現実世界のあれこれに向いただけでなく
ひらがな・カタカナ・漢字まで覚えました。
文字が読めるようになると世界が広がりますね。
新聞を通じ毎日の新しい情報や知識を得ることで
子どもたちはますます好奇心旺盛になり、
学びの楽しさを実感しているようです。
これからも、楽しく読み続けていきたいと思います。
「朝日小学生新聞」は「毎日」発行、1部8ページ、月ぎめ2100円。
「朝日中高生新聞」は「週刊(毎週日曜日)」、1部20~24ページ、月ぎめ1200円
2連続の未就学児の記事を
お読みいただきありがとうございました。
次回からはまた、中2・小6の学習記事を
お届けしていく予定ですので、お楽しみに!
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