大人気バンドMrs. GREEN APPLEの
【コロンブス】という楽曲と
そのMVが公開されるとすぐに
人種差別だという非難が殺到したそうですが
その理由をお子様に説明できますか？
若い子にも身近な話題だったので
歴史的背景から、正しく知ることの大切さを
子どもと話し合いました。
Mrs. GREEN APPLEのMV炎上って何？
大人気バンドMrs. GREEN APPLEの
【コロンブス】という楽曲とそのMVが炎上している
という話題を私が知ったのは
教育系ユーチューバーあきとんとんさんの
ショート動画をたまたま見たからです。
Mrs green Appleの楽曲は、
私も子どもたちも大好きな曲が多く
推しのアーティストが炎上していると聞くと心配。
なぜ世間がこんなに注目しているのか？
真実が気になり、このショート動画を視聴。
あ～。そういうことね!!と思ったのですが
中学生のテスト期間中だったので
詳しくは調べられず。
というのも、勉強関係以外のYouTubeは
テスト期間には見ない約束になっているので
問題のMVを確認することもないまま
現在は公開停止になっていて見られません。
そして期末テストも無事に終わり
この話題を少し忘れかけていた頃、
中学生の子どもが小学生用の新聞の一面に
この話題が掲載されていた!!というので
私も記事を読みました。
ジャーナリストの池上彰さんが
小学生にもわかる言葉で説明されているので
何が問題になっているのかがわかりました。
⇩我が子の新聞との付き合い方⇩
どんなビデオ？何が問題になっているの？
そもそもMVのテーマが
「もしも生きた時代の異なる偉人たちが一緒に旅をしたら」
というもので
コロンブス、ナポレオン、ベートーベンに
バンドメンバーが扮して旅をする設定の
作品だったそうで、ビデオには
類人猿がパーティーをしている家を訪れて
人力車を引かせたりするシーンがあったそうです。
そもそも曲名を【コロンブス】にしたことが
今回の問題の始まりだったんですね。
【偉人】のカテゴリにコロンブスを入れたことも
批判されているようですね。
コロンブスは、原住民を強制労働させたり
大虐殺もしていた侵略者という認識が広まり
現在は「偉人」のカテゴリーからも外されているようです。
日本と世界とではコロンブスのイメージが違う
私たち世代は中学、高校の歴史の授業で
コロンブスがアメリカ大陸を『発見した』
と習いましたよね？
イタリア人のクリストファーコロンブスが
大西洋を西に進み、インドに着く予定で航海して
着いた先が実際にはアメリカ大陸だった。
コロンブスはそこをインドだと勘違いしていたので
先住民の人たちをインディアンと呼んだ。
そんなことを学校で習ったっきり
情報が更新されてなかったので
無知な私は、コロンブスは冒険家であり
ポジティブなイメージさえ持っていました((+_+))
日本人にはこのように思っている方も
実は多いんじゃないでしょうか？
現在では、
コロンブスがアメリカ大陸を発見したのではなく
コロンブスがアメリカ大陸に到達した
という言い方になっているそうですよ。
さらにコロンブスは勝手に植民地にして
現地の人たちを奴隷にしたんですよね。
国によってコロンブスの捉え方が違うので
関係のない国が
簡単に取り上げていいテーマではなかった
と言えるのかもしれません。
コロンブスを英雄化？類人猿に例えたのも差別的だった？
今回、MVの演出の中で問題になったのは
コロンブスが英雄にも思えるような演出だったこと
さらに問題だったのは、
現地の人を類人猿に例えて人力車を引かせる演出。
これには私もビックリしました。
逆に私たち日本人のことを
類人猿に見立てられたとしたら
誰だって良い気はしないですよね( 一一)
それは簡単に想像ができたかと思います。
今回の問題でMVに対する
いろんな角度から様々な意見が上がったと思います。
中には過激なご意見もあったことでしょう。
世に出て大勢の人の目に触れる作品はもちろん
それに対する賛否両論の意見も大勢が見ています
どうか過激な意見を書く前に
自分で調べていろんな立場の人の気持ちを想像して
それでも世に出すべきかを考えてもらえると
もっと優しい世の中になるのでは？と思います。
炎上させてやろうなんて思いながら
作品を作っている人なんていないですから。
今回のことは当事者だけでなく
全ての人への教訓になったのではないでしょうか？
無知の怖さ。正しい学びの大切さ。
今回のことで無知の怖さを痛感しました。
私自身も学生時代に歴史の授業で習って以来
情報が更新されていなかったのです。
いいニュースではないけれど、
今回、炎上することでたくさんの人の目に触れ
日本人の多くが信じている常識が
必ずしも正しくないこと。
１つのことも世界の国によって捉え方は様々。
当たり前を疑って、視野を広く持って
正しく学んで、情報を常に更新していくこと
大事だなぁと改めて感じました。
子どもたちも大好きなアーティストが
どうして社会で問題になっているのか？
何がマズかったのか？
歴史や文化的な背景を調べて知ることにより
新たな発見があり、大変勉強になりました。
誰にでも起こり得ること
今回の騒動のようなことは、
大勢の関係者のうち誰かが気づくべきだった
ともいわれていますが
身の回りのことを疑問に思う習慣がないと
違和感を感じた時点で正しいことを調べる、
学び直す気持ちがないと
防ぐことは難しかったのではないかと思います。
もし自分が関係者だったとして、疑問に思い、
世に出る前にストップをかけられただろうか？
関係した人たちを責める前に
私達１人１人が世界に関心を持ち
物事をもっと知らなきゃいけないのでは？
と感じました。
SNS？YouTube？情報はどこから得るか？
我が家は日常的にはTVを見る習慣がありません。
話題のニュースはネットニュースや
YouTubeなどSNSから入ってくることも。
⇩テスト勉強だってYouTubeの力を借りています⇩
ネットニュースは自分が頻繁に調べるジャンルに
近い情報が入ってきやすいなど偏りを感じたり
中には信憑性に欠ける情報を見かけるなど
そのまま鵜呑みにしては危険だと感じます。
では、正しい情報はどこから得るのか？
幸いにも我が家は新聞を購読しているので
小学生新聞と大人の新聞から
話題のニュースについて情報を得ています。
新聞を子どもにもっと読んでほしいワケ
新聞や書籍は信頼性の高い情報源。
記者や編集者が情報を確認し、
裏付けを取った上で記事を掲載しているため、
誤情報が含まれるリスクが低いので
子どもにも安心して読ませています。
⇩我が家の新聞活用術についても日々更新中⇩
新聞には様々なコラムや意見記事が掲載され、
多様な視点を提供しています。
新聞に目を通すことで私たちは自宅にいながら
異なる観点から事象を理解することができ
また、様々な人の意見を知ることができるのです。
私は大人として未熟で、大した意見は言えませんが
コレは!! と思う記事は新聞の力を借りて
子どもに伝えることもあります( *´艸｀)
新聞は教育においても価値がありますよ。
塾なし我が家。
教育費はほとんどかかりませんが
新聞はむしろ教材だと思っています。
国際関係・スポーツ・科学技術など
学校では習わないことにも触れることができますし
少し難しいですが、
政治・経済・環境問題・国際関係など
時事問題について学ぶことは、
大学入試にも問われる力だと思うので
一朝一夕にはいきませんが
毎日たった１コラムでも子どもが興味を持って
目を通してくれたら嬉しいです。
小・中学生のお子様は新聞読んでいますか～？
我が子は小学生新聞購読８年目。
中学生でも小学生新聞を読むのです(*’▽’)
大人の新聞への移行が進まないので、
前から気になっていた中・高生新聞を
とうとう申し込んでみました!!
７月から届く設定にしたので楽しみです( *´艸｀)
子どもがハマれば、またレポしますね。
「朝日中高生新聞」は忙しい中高生向け。
「週刊（毎週日曜日）」、1部20～24ページ、月ぎめ1200円。
・定期テスト勉強に活用できそう♡
・時事問題にも強くなりそう♡
・友達や親には話しづらい中高生ならではの悩みなどの投稿コーナーもにも期待♡
朝日小学生新聞は「毎日」発行、1部８ページ、月ぎめ2100円。
お読みくださりありがとうございました。
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